ドラフト・ギネスビールをご存知ですか?しかも普通の缶ビールのように見えて実はハイテク缶ビールなのです。。その秘密のフローティング・ウィジェット装備とは。。。
■アーサー・ギネスが成し遂げたこと
若き日のアーサー・ギネスが、廃業した醸造所を借り受け、なんと年45ポンド、9000年にも及ぶ賃貸契約を結んだのは1759年のことでした。これが3世紀を経て今に続くギネス社の原点。ダブリン郊外のセント・ジェームズゲートでのできごとでしたが、今から思えば、この時彼はまるで自分の醸造する黒ビールがいつの日か世界に知れわたり、人々に愛されることを知っていたかのようなエピソードです。 最高級の原料、最高級の麦芽、そして純度の高い水へのこだわり。 さらに時間をかけてゆっくり発酵させるテクニック。アーサー自身天才的な感覚を持ち合わせていたという幸運にも恵まれ、ついに今までにない個性的なビールが誕生することになりました。アーサーの夢は世界に冠たる醸造所という形で実現し、今やギネスは世界140ヶ国以上にその名を轟かすビールの名門となったのです。 ■1759年、アーサー・ギネスがギネス醸造を開始 ギネス・スタウトの歴史は今から240年以上も前、1759年までさかのぼることができます。この年、ギネスの創業者、アーサー・ギネスがアイルランドのダブリンでビールの醸造を始めました。 以来、醸造技術の進歩によりビールの製造プロセスに若干の変化がありましたが、伝統的な醸造方法は受け継がれています。 ■ナポレオン敗北の陰にギネスあり? 1815年のワーテルローの戦いは、ナポレオンがイギリスとプロイセンの軍隊に大敗北を喫した戦いとして有名です。この戦いを記録した『あるイギリス負傷兵』の手紙に「ギネスほど私の力をよみがえらせるのに役立ったものは他にない」という記述があります。祖国イギリスから届いたギネスによって生気を取り戻したイギリス兵に、ナポレオン軍は屈したともいえるのです。 ■インターナショナルビールへ 19世紀に入って、ガラス瓶の製造技術の向上に伴い、ビールの遠距離輸送が可能になると、ギネスの輸出先は一気に拡大。イギリスの国力拡大と一緒にインドやカリブ海、アフリカ大陸にまで輸出されるようになります。この結果、今も世界の都市で広く飲まれるインターナショナル・ビールとなったのです。 ■日本では1964年(昭和39年)からサッポロビールが輸入・販売 当時のサッポロビールの社長であり、農学博士でもあった松山茂助が、最高のスタウトを作ろうと思い立ちました。ところがギネスと出会い、その素晴らしさに感動、ついにギネスの輸入に踏み切ったというエピソードがあります。以来30年以上に渡って、サッポロビールが日本のギネスファンへお届けしています。2000年には本場アイルランドで飲まれているものと同仕様の缶ドラフトギネスを発売しました。 ■味わい:1759年より頑なに守り続けているギネス社独特の醸造方法により、特有のきめ細やかでクリーミーな泡、深いコクと濃厚な味と色合いを醸し出している。 ■泡立ち:缶内にオリジナル・ドラフト・システムを内蔵し、開缶と同時に窒素ガスと炭酸ガスの混合ガスがサージング(泡立ち)を引き起こす。この働きにより、本場アイルランドのパブで飲まれている樽詰めギネスと全く同じクリーミーな泡を缶で再現できる。 ※オリジナル・ドラフト・システムとは? 「フローティングウィジェット(Floating Widget)」という直径約3cmのプラスチィック球型カプセルが缶内に浮かんでおり、タブを引くと缶内の圧力が一気に解放され、カプセル内に閉じこめられていた窒素ガスと炭酸ガスの混合ガスが小さな穴を通って噴出する。何百万もの小さな泡が出てきて渦を巻き、上部に集まって「ドラフトギネス」ならではのクリーミーな泡が生み出される。 ■注ぎ方 �缶を開けたら、缶をさいころを振る感じで逆さにし中身を一気に全て注ぎます。 �注ぎ終えたらしばらく待ちます。 �クリーミーな泡がグラスのトップに落ち着いたらパーフェクトな、ドラフト・ギネスの出来上がり。 ■商品名 ドラフトギネス缶 330ml ■商品特徴 缶内にフローティング・ウィジェットという白いプラスティック製の球型のカプセルが浮かんでいます。この働きで開缶と同時に、サージング(泡立ち)を起こし、本場アイルランドのパブで飲まれている樽詰めギネスと同じ、豊かでクリーミーな泡のドラフトギネスを作り出します。 アルコール分 約4.2% ■ 参考小売価格(消費税別) 新価格 1本 287円、1函(24本入り)6,888円 改定前 1本 354円、1函(24本入り)8,496円 ※参考小売価格は販売店の自主的な価格設定を拘束するものではありません。 ■価格改定日 9月1日(水) ■目標数 462,000函(ギネスビール全体・大瓶換算・年内) ■ ギネスビール