「WX310SA」は、パソコン向けWebサイトを閲覧できるブラウザとして、ACCESSの「NetFront」を搭載した三洋電機製端末。11月下旬発売。価格はオープンプライスとなるが、店頭価格は20,000円台となる見込み。
メインディスプレイは、2.4インチ、240×320ドット、26万色表示の液晶ディスプレイ、背面のサブディスプレイはモノクロ液晶となる。「WX310K」と同じく、ウィルコム端末初のメガピクセルカメラ搭載端末となり、マクロ撮影(接写モード)付きの約130万画素のCMOSカメラを装備する。 QRコード読み取り機能にも対応。ヒンジ部にminiSDカードスロットを搭載し、256MBタイプまでは検証済みとのこと。なお、メモリカードの容量に制限は設けていないため、説明員は「512MBでも認識するのではないか」とコメントしていた。 パソコン向けのWebサイトが閲覧できる「NetFront v3.3」を搭載し、通信速度は、最大128kbpsの4xパケット通信をサポート。1xパケット通信を契約することも可能となっている。 さらに、メールなどに添付されるビジネス文書が閲覧できるドキュメントビューワー機能も用意される。Excel、Word、PowerPointといったOffice系のデータは「NetFront Document Viewer」で閲覧し、PDFについては「Adobe Reader LE」で閲覧する。メールの添付制限は、送信時350KB、受信時1MBとなる。 Java(MIDP2.0)にも対応する。購入時にはゲームアプリがプリセットされる予定。開発段階の端末には、動物をモチーフにしたパズルゲーム「ZOO KEEPER」がセットされていた。プレイしたみたが、携帯電話向けアプリとして提供されている「ZOO KEEPER」と同様、スムーズな操作が可能だった。 「WX310SA」では、Java(MIDP2.0)であればユーザーが開発したアプリケーションでも利用することが可能。ただし、アドレス帳などの端末内部の情報にはアクセスできない仕様となる見込み。 このほか、ICレコーダー機能も搭載。AMR形式で保存され、内蔵メモリ、miniSDカードのどちらにでも保存できる。USB端子(mini-B)も装備し、同梱のUSBケーブルを利用してパソコンから端末を充電することが可能なほか、miniSDカードを装着してUSBデータストレージとして利用することもできる。 文字入力には、予測変換ソフト「Advanced Wnn version1.2」を採用する。データフォルダ容量は2MB。セキュリティ機能として、遠隔地から端末をロック、およびデータ消去できる機能なども用意される。 大きさは約50.0×99.0×24.5mmで、重さは約120g。連続待受時間は約450時間、連続通話時間は約6時間。 ■ WILLCOM製品の価格比較・検討はこちら!