11月22日に発売となる新型シビック ハイブリッドは大幅に進化を遂げた。
新ハイブリッドシステム「3ステージ i-VTEC+IMA」を搭載。走行状況に応じて低回転、高回転、気筒休止の3段階のバルブ制御を行う「3ステージ i-VTEC」と、高効率化が図られた「IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)」により、現行ハイブリッドシステムと比べて、システム出力を約20%向上。10・15モード燃費はMXBが31.0km/リッター、MXが28.5km/リッターと発表されている。コックピットには、「IMA」のアシスト/チャージ状態を表示するメーターも設置された。 2005年9月にシビックがフルモデルチェンジを受けたのに伴い、シビックハイブリッドも2世代目のモデルに進化(発売はセダンより2カ月遅れの2005年11月)しました。
ガソリンエンジンを電気モーターで補助するIMAのシステムは基本的に変わらないが、モーター走行だけのモードを新設するなど、ストロングハイブリッドに近い仕様になったのが特徴で、ボディは4ドアセダンのみで従来と変わらず、新しいシビックセダンとハイブリッドの相違点もあまり強調されていないなど、ハイブリッドも普通のクルマです。 トランクスポイラーや専用デザインの15インチアルミホイールが目立つ程度で、むしろごく自然な選択肢として選べるように意識しておとなしい外観デザインになっている。 大きなクルマとの衝突時に乗員の生存空間を確保するだけでなく、小さなクルマとの衝突時に相手に与える危害を少なくするコンパチビリティ対応ボディを採用するなど、ホンダボディも活かされています。 インテリアもハイブリッド化に伴うメーターの違いなどはあるが、基本デザインは変わらず、ハイブリッドシステムは、搭載エンジンが1.3リッターのi-DSI+気筒休止VTECから、1.3リッターのi-DSIに加えて3ステージVTECになり、さらに効率を高めてパワーアップした電気モーターを組み合わせています。 制動時には全気筒を休止させて回生ブレーキの効率を高めたことも見逃せない。これによって大幅な出力の向上と燃費性能の向上が図られている。低速クルーズ時には電気モーターだけでの走行も可能だ。