実在したボクサーの感動物語「シンデレラマン」 家族のためにリング上で闘った父親の物語 1930年代、大恐慌のアメリカで国民に勇気を与えた伝説のボクサー、ジム・ブラドックの物語を描く感動作「シンデレラマン」が9/17(土)に公開された。
物語は、将来有望と目されつつも、怪我のために引退を余儀なくされたボクサー、ジム。しかし大恐慌の貧困が一家を襲い、3人の子供たちとの別離の危機が訪れる。愛する妻と子供たちとの生活を失いたくないジムは、再びリングに上がる決意をする。そして世界ランク2位の強豪との試合に挑んだジムは、誰も予想だにしなかった奇跡の逆転劇を巻き起こす。
ボクシングのシーンがかなり多いので「ミリオンダラー・ベイビー」でのボクシングシーンが見るに耐えないっていう、映画上の夫の心配をする妻のような方にははあまりお勧めできないかもしれませんね。 今年見た「ミリオンダラー・ベイビー」に続くボクサー映画。正直に日本でのボクシングはK―1やPRIDEに完全敗北状態。最近は亀田兄弟ってのが盛り上げてるけどまだまだ。やっぱアメリカではまだまだボクシングは人気があるでのしょうか。 今度のアカデミー賞有力候補らしいですが、流石に2年連続ボクシングものはないでしょ。当然ハッピーエンドだし展開が読めてしまうので「ミリオン〜」のほうが感動する。でも別に悪いってとこも特にないかな。いやでも実話だしな〜。 実話だと知って驚いた。本当凄いよ。実話じゃなかったら「こんな展開ありえねー」って思う。いくら家族のために闘おうが、普通ピークを越えた選手が一旦落ちてまた復活するなんて滅多にない。根性とかそんなもんで漫画見たいに急に強くなるなんてのはありえません。ボクシングの歴史は詳しくないが確かタイソンだってダメだったからね。 だが、負けたら本当に人生終わりって状況ならありうるかも。人間せっぱつまんないと本気を出せないのかも。 それにしても恐慌時代があんな酷いとは知らなかった。年号は「特に苦しい世界恐慌」で覚えてるけど、なんで起きたとか教わってないかな〜。日本史選択だったし。戦争でもないのにあんな生活するなんて考えただけでも恐ろしい。 しかし、最後判定結果の発表の時、名前を言う前になんで歓声が沸くのか。別に字幕の表示の仕方がおかしいわけでもなく、ちゃんと名前発表と同時に表示された。あそこで物凄い違和感を感じた。 レネーを初めて見るが、見事に主婦役を演じているなー。見てないけど、レネーといえばやっぱ「ブリジット・ジョーンズ」での30代女性ってイメージがあるからね。あとトレーナーがかなり好きです。 ■ シンデレラマン公式サイト