NetFrontで携帯電話に搭載されているブラウザーを開発してきてACCESSが、OSを開発していたPalmSourceを344億円で買収すると正式発表がありました。ブラウザーメーカーがOSメーカーを買収する時代になったのですね。。
ACCESSの狙いはPalmSourceの優れたユーザーインタフェースなどを取り込み、携帯電話向けアプリケーションを拡充することを狙っているのでしょうか?さて、ブラウザーでキャリアと良い関係で協業してきましたが、OSまで取り込んでこれからどうなるのでしょうか。
ACCESSとPalmは、元々3年ぐらい前からPaml OS上で動くACCESSのエンジンをライセンスするなど、ビジネス上の付き合いはあって、今年Palmがの7月からもともとACCESSとPalmは協力関係にあったということのようです。 PalmSource社は、携帯機器向け組み込みOS「PalmOS」の開発およびライセンス提供を手がける企業。PalmOSは米Palm製PDAやソニー製PDA「CLIE」をはじめ、韓国Samsung、京セラなどにライセンス提供されており、同OSを搭載した端末の出荷台数は3900万台におよぶ。 ACCESSはキャリアやメーカーとも良好な関係を築いている。一方Palmには、リッチなアプリケーションという資産がある。携帯アプリケーションもリッチになりつつあり、携帯のアドレス帳をサーバと同期させる時代になって、こうしたアプリ開発は、Palmはお手のものと考えてACCESSと組めば、補完関係が築けると考えたのでしょう。 Palm自体にも魅力てきな所が多く、Palmは中国のChina MobileSoftを買収しているので、中国に250人のスタッフを抱えているのが魅力で、中国の比較的安価なリソースを、いかに活用してR&Dを行うかがポイントになる。 将来の「PDAケータイ」に、ACCESSはドコモのiモードブラウザを開発した企業として、ドコモと一緒に成長してきましたが、ACCESS+Palmの携帯電話がドコモからも発売になるのでしょうか?