ノースウエスト航空は7日、ニューヨーク―成田間に1日1便運航している成田〜ニューヨークJFK国際空港まで12時間15分の直行便を、9月2日から無期限で中止すると発表した。
燃料費の高騰でコストがかさみ採算が合わなくなったため。デトロイト、ミネアポリスを経由する便で代替する。
この空路は、何度かニューヨークへの旅行で利用したことがあり、9.11テロ直後のクリスマスシーズンには、エコノミーで予約したが搭乗時には往復ビジネスクラスにアップグレードしてもらった思いでがある。 ニューヨークへは、成田からニューヨークJFK国際空港まで12時間15分。過去に、最大搭乗時間シンガポール−パリ間の13時間という記録があるが、それにつぐ長距離路線でエコノミーだとかなり辛い。。。 ニューヨークは日本とは地球の裏側で13時間の時差がある。出発前に時計を現地時間-13時間すると、現在の時刻は昨日の夜中の23時となる。国際線に乗るときは、必ず飛行機に乗った時点で現地時刻にあわせ、それに従い睡眠をとるようにしている。 特に、西(ヨーロッパ)へ向かうときはなるべく寝ないように、東(アメリカ)へ向かうときはすぐさま寝るようにすると、時差ぼけで苦労することが少ない。そのため今回も、機内昼食を食べた後一眠り。現地時刻6時くらいに小さなパンの軽食があり、到着2時間前に機内朝食となる。パーソナルテレビがあるといっても、いつ始まるかわからない映画につまらないゲーム。この時の長時間のフライトはさすがに飽き飽きしていたのを思い出す。 ニューヨーク―成田線はノースウエストの輸送量全体の2%、アジアの8%を占める。ジェット燃料価格は原油に比べ上昇が急ピッチで航空各社は軒並み対応に苦慮している。特に経営不振の大手は燃料費高騰への備えが十分にできず、今後も路線縮小を迫られる可能性がある。