エプソンから、DVDプレーヤーとスピーカーを内蔵したホームシアター用液晶プロジェクタ「dreamio EMP-TWD1」が9月15日に発売されます。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は16万円台後半の見込み。販売目標は、1年間で15,000台を予定している。
発売記念キャンペーンとして2005年12月29日出荷分までの期間限定で、スタンド付きスプリングローラータイプの80型ワイドスクリーンをセットにした、セットモデル「EMP-TWD1SP」も発売する。価格はオープンプライスだが、店頭価格はEMP-TWD1と同じ程度の見込みで、実質的なスクリーンプレゼントキャンペーンとなっている。
電源ケーブルだけで設置を完了し、電源を入れてDVDディスクを入れるだけで即大画面シアターを楽しめる手軽さを、「電源→DVD→ドーン」というキーワードで、訴求していく。本体デザインも、「コンテンツのもつ感動を余すことなく再現し、そのような視聴空間に調和するデザインにこだわった」というホワイトボディの「キューブスタイル」となっている。 プロジェクタ部は、光学エンジンに6月に発売された「EMP-TW20」と同じものを採用。0.55型854×480ドットのワイド液晶パネルを3枚用いた「3LCD(液晶3板式)方式」で、ランプには、同日発表の「EMP-TW600」と同様の「E-TORL」(Epson-Twin Optimize Reflection Lamp:多重反射式高効率ランプ)を搭載。出力は135Wで、輝度1,200ルーメン、コントラスト比1000:1を実現している。
フォーカス、ズーム、レンズシフト操作部 入力レベルに応じた低域の強調を行ない、高いレベルでのノイズの発生を抑えると同時に、低域を補強するという「AHB」(アクティブ・ハイパー・バス)回路も搭載している。自然な音の広がりを得られるという「αサウンドモード」も利用できる。 操作系も、DVDプレーヤーの操作やボリューム調整など操作の種類に応じて異なるボタンサイズを採用したほか、全てのボタン表記を日本語にするなど、初めて操作する人に配慮している。ディスク再生状態などを表示するディスプレイも装備し、リモコンや本体操作パネルの操作に応じて表示する明るさを切り替える機能も備えている。 そのほかの機能として、「ブレイクボタン」を押すことにより、映像と音声を一時停止し、白い画面を投写し照明機器の代わりとする機能や、10秒前から再生する「プレイバック機能」、10分〜150分までのスリープ機能も装備。シアタールームではなく、リビングなど生活空間での使い勝手が考えられている。 入力端子としてS映像とコンポジットを1系統、アナログ音声を2系統装備。出力端子として、ヘッドフォン、サブウーファ出力、光デジタル音声出力を備えている。付属のリモコンは蓄光式となっている。外形寸法は340×310×180mm、重量は約7.0kg。消費電力は230W。
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