圧縮ファイルで有名なWinZip Computingから、この新しいバージョンZIPファイルツールがリリースされるようです。 圧縮ファイルを作成するインタフェースを一新して、Professional版には数々の新機能も搭載された、メジャーアップグレードとなっている。
新しいWinZip 10.0は、Standard版とProfessional版の2バージョンが用意されるようで、エクスプローラ風の見やすいインタフェースに一新されたという。PPMdおよびbzip2の圧縮において、旧バージョンよりも圧縮率の向上に成功している。 自動更新機能やファイル分割機能が標準搭載されるようです。また、Windows XP SP2のセキュリティ強化機能となる「Attachment Manager」もサポートされている。 上記の変更点に加え、新たに発表されたProfessional版では、自動実行ツールとなる「WinZip Job Wizard」を装備。特定の圧縮作業などを保存しておけば、次回からはアイコンをダブルクリックするのみで実行できるほか、スケジュール設定により、バックアップ作業などを自動的に行うことも可能になるとされている。 その他にもWindows XP上のみでの利用となるものの、Professional版には、ファイルを圧縮してダイレクトにCDへ書き込める「Zip to CD」機能が搭載されているという。 WinZip 10.0のβ提供は無料で行われているものの、製品版の価格は、Standard版が29.95 USドル、Professional版が49.95 USドルとアナウンスされている。アップグレード価格も用意されており、Standard版は14.95 USドル、Professional版は24.95 USドルになるという。 ■ ZIP形式のファイル圧縮/解凍ソフトウェア最新版「WinZip 10.0」のβ版提供を開始