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November 30, 2005 space
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SEIKO 全世界限定500個26万2500円の電子ペーパー未来型腕時計発売

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以前、ファイナルファンタージー11のイメージをデザインした腕時計など意欲的に新しいデザインの独活時計を発表しているセイコーウオッチから、今度は電子ペーパー技術「マイクロカプセル型電子インク技術」を応用した大型曲面ディスプレイ採用の未来型腕時計「セイコー スペクトラム(SPECTRUM)」が発売されますが、なんと今回は全世界500個の限定生産で26万2500円のお値段です。

seiko01.jpg
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 セイコーウオッチは11月30日、電子ペーパー技術「マイクロカプセル型電子インク技術」を応用した大型曲面ディスプレイ採用の未来型腕時計「セイコー スペクトラム(SPECTRUM)」を発表した。

 
 2006年1月27日から発売する。全世界で500個の限定生産(日本国内は限定200個)。価格は26万2500円。「マイクロカプセル型電子インク技術を応用したウオッチは世界初」
 
 

 このウオッチが目指したものは、単に「時を知る道具」ではなく、腕につけることで楽しさを感じるような「時を遊ぶリストアイテム」です。最大の特徴は、バングル(腕輪)状の斬新なフォルムと、その曲面全体を使ったユニークな時刻表示であり、まさに電子インク技術の応用によって初めて実現しえたものです。
 
 スペクトラム(SPECTRUM):「(プリズムなどによる)分光現象」などを意味する英語。電子インク技術を応用することで、これまでにない広い画面サイズと画期的なビジュアルを実現し、リストアイテムの未来を切り拓く先駆けでありたいとの思いが込められています。

 
 
 今年3月に同社とセイコーエプソンが共同開発を発表した「マイクロカプセル型電気泳動ディスプレイモジュール=Electrophoretic Display(EPD)」を商品化したもので、米国E Inkによって開発・製造・フィルム化された「電子インク・マイクロカプセル」をベースに、セイコーエプソンが表示体モジュールとして最終製品化した。
 
 
 「印刷物と同等の広い視野角(ほぼ180度)」「液晶と比べて非常にはっきりしたコントラストのある表示」「薄く(液晶のほぼ半分)軽いうえに、自由に曲げることのできる柔軟性」「電気を切っても表示が消えない特性による省電力化」といった特徴を持つ。


seiko02.jpg

E Ink「電子インク・マイクロカプセル」の仕組み
 
 
 バングル(腕輪)状の斬新なフォルムと、その曲面全体を使ったユニークな時刻表示など、電子ペーパー(電子インク)技術だからこそ可能になったデザインにも注目。表示画面のデザインは、グラフィックデザイナー・長谷川踏太氏とのコラボレーションによるもの。「このウオッチが目指したものは、単に『時を知る道具』ではなく、腕につけることで楽しさを感じるような『時を遊ぶリストアイテム』」(同社)

SEIKO「セイコー スペクトラム(SPECTRUM)」プレスリリース
 

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HOMENews BlogsWatch | November 30, 2005 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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