多くのステーションワゴンがデザインされ街を走っていますが、これほどまでに美しく、躍動感のあるデザインフォルムをもったステーションワゴンがあったでしょうか。そのデザインは、ルーフに広がるパノラマミック・ガラスルーフがもたらす開放感に包まれながらハンドルを握ることで、次元の違う世界へと走り出します。
407は、プジョー家の正統な血脈を受け継いでいます。 フロントマスクが、その証明です。目も口も、そしてそれ以外のどの部分においても、その血脈が流れていることは明らかなのです。 このクルマのデザインにおけるテーマ、それはダイナミックなシルエットのなかに、クーペを思わせるエレガントさを持たせることでした。フロントマスクには不要なものが一切ありません。そこにあるのは、ライオンの目、鼻、口のみで、極限まで洗練されているのです。ヘッドランプはまぎれもなくネコ科の猛獣の目です。それは、クルマを前に引っ張っていく意志を表しています。
クルマの世界では、スタイルが重視されています。もちろん、そのスタイルに内包されるテクノロジーが重要であることは言うまでもありません。 しかし、クルマを買おうという人、走り去るクルマを眺める人が注目するもの、それはクルマのスタイル、つまりエクステリアデザインなのです。 そしてスタイルへの注目は、クルマのオーナーの満足にもつながります。自分のクルマを振り返る人、信号待ちをしているときに視線を投げかける人、停めているクルマのまわりをぐるりと一周する人……。そうした現象が、オーナーの優越感をくすぐるのです。 プジョー407に、強烈なアイデンティティを与えることに成功しました。それはライバルと一線を画してプジョーブランドを強く主張しています。 ■ http://www.407.jp/