ギガバイト「i-RAM」 GC-RAMDISK は、パソコンの起動に時間がかかったり、ソフトウェアの起動・動作にもたつき感を感じることがあると思いますが、このほとんどがシステムI/Oにする速度を劇的に改善し、爆速パソコンを構築できる可能性があります。
パソコンの動作速度は、データのI/Oに依存します。要するにHDDアクセスで劇的に動作速度が向上することが可能なのですが、既存のHDDを活用するならば、HDDをRAIDストライピング化することで、理論上2倍の速度となりますが、現実はデータのデフラグメントが常に発生してしまうため1.2倍程度となってしまいます。 しかし、ギガバイト「i-RAM」ならばHDDの数倍のI/O速度をもつRAMを活用して仮想HDD化できるので、劇的な速度向上が望めます。しかも予算さえあれば「i-RAM」をストライピング化することも可能なので、爆速HDDを期待できるのです。
しかしこれでは使い物にならないため、パソコンの電源を切ってもスタンバイ電源を利用することで、データを保持できるようになっています。その他にも、コンセントを抜いたり、停電などで完全に電源の供給が絶たれても、カード上のバッテリにより最大16時間データを保持できるされていますが、現実には、UPSなど電源対策を行っておく必要があるかもしれません。 パソコンが快適に利用できる環境は、CPUの処理能力向上やHDDのデータ転送速度の改善、大容量化の恩恵を受けて数年毎に向上していますが、その代わりにクロック向上に伴う発熱や電飾消費、ソフトウェアの肥大化など、トレードオフで失うモノも多くあります。 自分が快適と思える環境を手に入れるためには、パソコンだけではなく、住宅やファッションなど、それなりの費用が必要なのはいつの時代でも、変わらないのかもしれません。 ※詳細なレビューは、インプレス「ギガバイト「i-RAM」ファーストインプレッション〜読み込み速度133MB/secを確認」をご覧ください。 ■ ギガバイト「i-RAM」GC-RAMDISK購入・検討は、TSUKUMOにお任せ! ■ ギガバイト i-RAM検証パート2 IntelプラットフォームでのRAID構築編 ■ ギガバイト i-RAM検証パート2 IntelプラットフォームでのRAID構築編