F1のBARホンダは16日、今季限りでフェラーリとの契約が切れるドライバー、ルーベンス・バリチェロ(ブラジル)と来季から複数年の契約を結んだと発表した。 バリチェロは93年のデビュー以来、212戦で9勝を挙げ、61度表彰台に上がっている。「私の目標である個人の総合優勝のために新たなモチベーションが必要だと思った。大変うれしい」。移籍濃厚だったバトンが残留を希望しており、佐藤琢磨の立場も厳しくなってきた。
BARホンダは2006年以降の複数年にわたってルーベンス バリチェロと契約したことを発表した。過去5年間にわたってフェラーリの成功を支えてきたバリチェロは、来季からホンダエンジンを搭載するクルマを操縦することになる。
「2006年にBARホンダに加入することを発表できてとても興奮している。ファンタスティックな6年について、フェラーリのみんなに感謝したい。彼らとともにたくさんのレースを勝利したし、今日まで、5回のコンストラクターズワールドチャンピオンシップ制覇のために彼らを助けることができたことを誇りに思っている」 「でも、ドライバーズタイトルを獲得するというボクの目標はまだ残っているし、それを達成するためには新たなモチヴェーションが必要だと感じた。BARホンダの進歩については見てきたし、チームの精神と決意に心を打たれ、レースに勝利し、ワールドチャンピオンシップを制するために必要なすべての要素が揃っていると思った。ボクらが共通に持っている野望を達成するため、チームとホンダとともに仕事をすること以上にエキサイティングなことなど考えられない。もちろん、シーズンが終わるまではフェラーリでやるべき仕事があるけど、その先にあるファンタスティックな時間のことを考えるととても幸せだよ」
「でも、ドライバーズタイトルを獲得するというボクの目標はまだ残っているし、それを達成するためには新たなモチヴェーションが必要だと感じた。BARホンダの進歩については見てきたし、チームの精神と決意に心を打たれ、レースに勝利し、ワールドチャンピオンシップを制するために必要なすべての要素が揃っていると思った。ボクらが共通に持っている野望を達成するため、チームとホンダとともに仕事をすること以上にエキサイティングなことなど考えられない。もちろん、シーズンが終わるまではフェラーリでやるべき仕事があるけど、その先にあるファンタスティックな時間のことを考えるととても幸せだよ」
「ルーベンスとの契約は、BARホンダの発展とルーベンス自身のキャリアにおいてさらなるエキサイティングなマイルストーンとなるだろう。ここはワールドチャンピオンシップを野望とする力強いチームであり、すぐにそれを実現させることができるという自信を持っている。 ルーベンスは素晴らしいドライバーであるというだけでなく、レースやチャンピオンシップに勝利できるチームを組み立てる経験を持つドライバーであり、BARホンダが次のレベルへ到達するために、彼と仕事をすることはとても大切なことになる。 ルーベンスのようなドライバーを魅惑するようなチームにこれほど早く発展したという事実は、チームにとってファンタスティックな報酬である。ルーベンスが我々のとてつもない可能性を認めてくれたことを嬉しく思っているし、遠くない将来において我々の夢を実現する助けになってくれることを願っている。また、ルーベンスが来年から我々に加わることを認めてくれたフェラーリの協力にも感謝したい」