永作博美、デビュー19年目にしていまが旬
アイドルグループribbonのメンバーとしてデビューしたのが19歳。遅めの芸能界入りながら、かわいらしい童顔だけに、24歳でドラマ『さんかくはぁと』に高校生役で主演したりも。まったく違和感なく17歳に見えたが、その外見の若さは37歳の今も変わらない。
セクシー熱演
永作博美(37)が熱い注目を集めている。現在、初主演映画「人のセックスを笑うな」が公開中。永作は松山ケンイチが演じる年下の男子学生を誘惑する人妻講師役で、淫靡(いんび)なセクシー演技を披露している。
『人のセックスを笑うな』では20歳年下の学生と関係を持つ主婦の役。
設定だけ見ればドロドロしそうなところを後味良くしたのは、永作のたたずまいに依る部分が大きい。小悪魔の入ったかわいらしさ。タバコをふかしてるのもかわいく、「セックス」を持ち出してきても、実年齢は大人なだけに、そのかわいいらしさは揺るがない。
この演技は、10代や20代のアイドルはもちろん同世代の女優にもマネの出来る演技ではなく、永作の魅力と共に、実生活でも実際に独身となれば、19年前を知るファンからも支持を集め、しかもF1層からも指示を得られる貴重な存在となっている。最近では少ない大人にとっての“アイドル”=疑似恋愛の対象としての存在価値も高い。
芸人に支持・人気ナンバーワン
隠れた“モテ女優”としても知られている。先日放送された「ロンドンハーツ」(テレビ朝日)で、お笑い芸人20人が選ぶ「好きな女性タレント部門」でブッ千切りの1位に選ばれた。
映画で共演している15歳下の松山は、映画の発表会では「本当に恋をしたようになった。今日(久しぶりに)会えて幸せ」と終始浮かれ気味で、「永作さんがすごく色っぽいので、それにみとれて好きになった。永作さんに出会えてよかった」と愛の言葉を続けた。
松山ケンイチは「年上の女性というよりも、永作さんですね。笑顔がものすごくかわいいんですよ。ものすごく近いところで見ながら、『この笑顔は僕のものだ』とずっと思ってました」と堂々と宣言!
永作が演じた気まぐれで自由奔放に生きるユリについて松山は「ユリ流のルールの中で生きていて、翻弄された。そういう女性って、素敵だと思う」と感慨深げに話し、「僕の中で永作さんって、ユリなんです。もし、違う作品で会ったら大変かも。(役関係なしに)好きになりそう」とこの日もメロメロは止まらず。
舞台裏で控えているときから着物姿の永作さんを直視できないようで、司会者にそこを突っ込まれ「いや、今日は最初に『あけましておめでとうございます』と挨拶したんですけど、だんだん恥ずかしくなってきちゃって…。撮影から1年が経つのにまだユリさんという感じがして、しかも今日は着物じゃないですか。着物はマズイですよ…すごくおきれいです(笑)」
「かつては人気バンド「Mr。Children」のドラマー・鈴木英哉と交際していて、結婚秒読みといわれていた時期がありました。しかし、いつまでも煮え切らない鈴木に永作が見切りをつけて破局してしまった。その後、年上の舞台関係者やドラマで共演した松本人志との交際もささやかれましたが、結局はまとまりませんでした」(芸能記者)
「今の優先順位は結婚よりもお芝居が上」という永作をモノにするのはダレだろうか。
アネゴ肌
永作は年上からも年下からも慕われている。人気の理由は気取らない性格にある。
「明るくて付き合いがいいからとにかくモテる。酒の強さもハンパじゃなくて、日本酒を1升飲んでも平気な顔をしているし、ツマミなしで一晩飲み明かしたこともあるそうです。ひとりで馬券を買いに行ったり、パチンコ店に通っていることも堂々と口にしている。屈託のないアネゴ肌な性格が人気の理由でしょう」
永作博美、松山ケンイチに続いて蒼井優も虜に
共演の松山ケンイチの永作への傾倒ぶりが公開前から話題となっているが、この日は蒼井優からも「かわいい。(胸が)キュンキュンです」と虜状態である事を告白されるモテぶりを発揮した。蒼井は「ユリが出ているシーンが好き」と猛アピール。「永作さんに媚びている訳じゃないけれど、こういうヒロインは観た事がない。かわいいし、出てくる度にキュンキュンです」と人を翻弄する永作の演技に脱帽の様子だった。
年齢の割には童顔で、B82・W58・H84の細身のセクシーボディーは健在。これでモテないわけがない。
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映画『人のセックスを笑うな』
■東京
シネセゾン渋谷[上映中/03-3770-1721]
銀座テアトルシネマ(レイトショー)
[2月2日公開/03-3535-6000]
新宿武蔵野館[2月9日公開/03-3354-5670]