愛は時を超えられるのか。時の神クロノスはそれを許すのか。もしも過去にとび、一つだけでもやり直すことができたら。今は亡き愛する人を救うことができたら。そんな願いをかなえる機械“クロノス・ジョウンター”・・・。
原作は、4篇のタイムトラベル・ロマンスがおさめられた『クロノス・ジョウンターの伝記』の中の一篇「鈴谷樹里の軌跡」。「時」と「思い出」の一流シェフとして数々の物語を生み出してきた梶尾真治が、“もしも過去にとんで、ひとつだけでも何かをやり直すことができたら・・・。今は亡き愛する人を、過去に戻って救うことができたら・・・”という構想をもとに描いたこの小説。
九州の阿蘇地方で、死者が当時のままの姿で蘇り(黄泉がえり)、家族やフィアンセなど生前に関係の深かった者の前に出現する奇妙な現象が続出した。厚生労働省に勤務するエリート・川田平太は、自分の故郷で起こった奇妙な現象の調査に乗り出すが・・・。
梶尾真治原作の小説を、塩田明彦監督、平野隆プロデューサーのもと映画化。大切な人を想って生きることの素晴しさというメッセージを込めて描いた切ないラブストーリー。また、劇中にもボーカリスト・RUI役で登場した柴咲コウが歌った主題歌『月のしずく』も大ヒットした。
Sewwt Mom 題歌を、『黄泉がえり』でカリスマ・ヴォーカリストのRUIを演じ、オリジナル・テーマソング『月のしずく』を歌った柴咲コウさんが、主題歌「Sewwt Mom」はもちろん、その作詞も担当されることが決定しました。