KDDI（ａｕ）は携帯電話機で世界7位の韓国メーカー、パンテックグループから携帯電話を調達、年内にも販売を始める。これは韓国でもクアルコム社のCDMA１xやEv-DO方式の携帯電話が利用されていることから、日本向けに言語対応と１ｘでは、上りと下りの帯域が海外とは逆のためこれに対応させる必要があった。
KDDI/ａｕが海外からの携帯電話本体の調達は初めてで、日本メーカーの扱う機種より安価で提供することを目指しての提携となる。 ＮＴＴドコモやボーダフォンも海外製の採用を拡大しており、国内の携帯電話機市場は国際的にシェアを握る海外メーカーの参入で低価格競争が加速して、他社よりも低価格で端末をラインナップする必要に迫られての対応となった。 ａｕが調達するのは普及価格帯の第3世代携帯電話で、まず1機種を年内にも発売する。 今回の携帯電話端末の調達価格は日本メーカーより数千円安くなる。これまで店頭で9000―1万4000円で販売されているが製品と同性能のものならば、パンテック製は高画質カメラなど基本機能を搭載しつつ、1万円を大きく割る最低価格の機種となる可能性が高く、日本メーカーにとっても脅威となる。
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