Creative、新世代サウンドカード「Sound Blaster X-Fi」を発表しましたが、このサウンドカードの処理能力は、なんと〜Audigyの24倍以上の性能を発揮するそうです。サウンドカードの新シリーズ「Sound Blaster X-Fi」では4モデルが用意され、8月中に出荷を開始する。
Sound Blaster X-Fiは、新チップ「X-Fi Extreme Fidelity」を搭載したPCIバス用サウンドカード。X-Fi Extreme Fidelityは4つのサブプロセッサを持つTIMD(Thread Interleaved Multiple Data)型のDSP。 クロック周波数は400MHz。トランジスタ数は5,110万。Raw Data Path性能は10,340MIPsで、従来製品Audigy(424MIPs)の24倍以上という。内部オーディオチャネルは4,096。 機能面は、128音声サポートの「EAX ADVANCED HD 5.0」、圧縮音声などを劣化させることなく改善する「24-bit Crystalizer」、ステレオ音声をマルチチャネル化する「CMSS-3D」などを備える。ほか、DMAをサポートし、ASIO 2.0に対応する。 最上位モデル「Sound Blaster X-Fi Elite Pro」の価格は399.99ドル。S/N比は116dB。64MBのオンボードメモリ「X-RAM」を搭載するほか、I/Oモジュール、リモコンが付属する。 ゲーマー向けモデル「Sound Blaster X-Fi Fatal1ty FPS」の価格は279.99ドル。S/N比は109dB。64MBメモリ「X-RAM」を搭載。5インチベイ用のI/Oユニット、リモコンが付属する。 中位モデル「Sound Blaster X-Fi Platinum」の価格は199.99ドル。S/N比は109dB。Fatal1ty FPSから「X-RAM」を省いたモデルとなる。 最下位モデル「Sound Blaster X-Fi XtremeMusic」の価格は129.99ドル。S/N比は109dB。同製品はカード単体のモデルで、I/Oユニットは付属せず、「X-RAM」も搭載しない。 □Creative Technologyの製品情報 http://www.soundblaster.com/products/x-fi/technology/