7月末に中国大陸に上陸した台風5号(アジア名「ハイタン」)は台湾海峡を横断して北西に進み、中国大陸南東海岸に向かい大陸へと上陸した。台湾を横断する際にはではこの台風により4人が死亡、29人が負傷している。 台風5号(アジア名「ハイタン」)を写した画像は、地球最期の日を思わせるCG画像のような異様な天候となっている・・異常気象は、地球の悲鳴なのか?スペースシャトル「ディスカバリー」延期させた悪天候も世紀末を思わせる異様な光景となっている。
この台風の接近当時は、中国の福建、浙江両省では沿岸地帯の住民85万人以上が避難して、当局は警官5000人を動員し、土砂崩れなどの警戒に当たっていた。 しかし20日午後には、中国大陸や台湾などで猛威を振るった台風5号「ハイタン(海棠)」は勢力を弱め熱帯低気圧に変わった。中国新聞社などは、浙江(せっこう)省で3人が死亡するなど被害の情報を伝えている。 熱帯低気圧に変わった台風5号は、21日午前9時(日本時間)現在、湖南(こなん)省付近に停滞していたが、中心付近の気圧は1000ヘクトパスカルと推定される。 台風5号は、福建(ふっけん)省、浙江省、江西(こうせい)省、湖南省など広い範囲で被害をもたらした。特に大きな被害を被ったのは浙江省と福建省。