尾崎豊ファンが待ちこがれていた「625Days」がDVD化を実現!伝説の映像がDVD2枚組として「625Days」が発売される。
「10代の教祖」と呼ばれた不世出のロック歌手、故尾崎豊さん(享年26)の10代の映像をまとめた伝説のドキュメンタリーフィルムが公開から19年、初めて商品化される。DVD2枚組「625Days」と題し、尾崎さんが所属したソニーから24日に発売。熱望していたファン計15万8000人の署名が商品化を実現させた。 「625Days」は86年1月の福岡公演を最後に無期限休業を宣言して渡米した直後、全国100カ所で上映されたドキュメンタリーフィルム「もっともっと速く!」がオリジナル。92年4月に急死した時の追悼フィルムコンサートツアーでも使われた尾崎さんを代表する映像集だ。 歌手として10代を過ごした日数からタイトルをとった通り、10代の尾崎さんのすべてが全210分間の35ミリフィルムに凝縮されている。18歳で東京・新宿のライブハウス「ルイード」でデビューしてから、10代最後のステージを東京・代々木競技場オリンピックプールで開催するまでの625日間を記録。「アイ・ラブ・ユー」「15の夜」など、名曲の数々を叫ぶように歌うエネルギッシュなステージパフォーマンスはもちろん、15歳で家出、高校中退、万引などの体験を赤裸々に告白する素顔の尾崎さんも収められている。なぜ「10代の教祖」「若者の代弁者」と呼ばれたのか、その意味を解き明かすことができる内容だ。 当時からファンの間で商品化が熱望され、急死した直後には15万8000人の署名が集められた。映像の権利関係の問題などで実現されずにいたが、昨年の十三回忌を機に再燃。その声に後押しされて初公開から19年、急死から13年でついにファンの思いがかなった。 DVD2枚組で、特典映像として代々木オリンピックプールでのライブを特集した86年1月のフジテレビ「早すぎる伝説」を収録。こちらも再放送の声が殺到したことで有名な映像だ。 ■ http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/ozaki/