JR京浜東北・根岸線の大宮―大船間を走る電車に12日、「デジタル中づり広告」が見られる広告貸し切り電車が登場した。
中づり広告の掲示場所に設置した17インチの液晶画面に、7駅の無線LANアンテナによって送り込んだ広告や情報を映し出す。 4画面がある表示装置に、動画などのそれぞれ違う情報を流すことが出来る。JR東日本(本社・東京)と日本テレコム(同)が03年9月から技術実験に取り組んでいる。当面は1編成10両で実施するが、8月上旬には2編成20両にし、約1年間かけてそのメディアとしての可能性を検証する。 同様の取り組みは京浜急行電鉄(同)も昨年3月からスタート。現在、2編成16両に64画面を設置して、情報を送り込んでいる。