2006年において、ウィリアムズはコスワースエンジンで戦うことになりそうだ。トヨタのジョン ハウエットはAFPに対して、フランク ウィリアムズがBMWのザウバー買収が決まってからトヨタにアプローチをかけてきたと明らかにしている。しかし、2007年以降の関係はあり得ると述べているハウエットだが、「すでに遅すぎる。来年に関してはノーだ」と、断言している。
ハウエットは、今はジョーダンとの06年における合意について、詳細に照準を合わせなければならないと述べている。
一方、2006年からは買収したザウバーをワークスチームとして走らせるBMWのマリオ タイセンは、フランク ウィリアムズに対して、来年もBMWのカスタマーエンジンを使用するのか、その決定期限を3週間と設定している。「すべてフランクにかかっている」と、タイセンはコメントしている。 トヨタとBMW ヘレステストでV8エンジンデビューへ 今週のヘレステストではV8エンジンの音色がこだますることになりそうだ。メルセデスとホンダはすでにV8エンジンでの実走テストを開始しているが、今週からトヨタとBMWもV8エンジンデビューを果たすことになる。さらに、フェラーリ、ルノー、コスワースもテストベンチでの開発を成し遂げている。 皮肉なことに、BMWのV8エンジンはアントニオ ピッツォニアのウィリアムズマシンに掲載されることになる。ウィリアムズが来季もBMWエンジンを使用するのかどうかは定かではない。
3日間のヘレステストは明日から開幕するが、天気予報では晴れて暑い日々になるということだ。