韓流ブームの火付け役、ヨン様ことペ・ヨンジュンの映画主演作「四月の雪」が、6月18日にクランクアップしたことを受け、ヨン様の相手役を務めたソン・イェジン(「ラブストーリー」)が来日し、27日にグランドハイアット東京(東京・六本木)で記者会見を開いた。
「四月の雪」は、98年「八月のクリスマス」で韓国映画の質の高さを知らしめ、韓流ブームの先駆けともなったホ・ジノ監督の最新作で、交通事故がきっかけで互いの伴侶が不倫関係にあったことを知った男女が、やがて自分たちも惹かれあっていくというラブ・ストーリー。 ヨン様の相手役となる主婦ソヨンを演じるイェジンは、ヨン様を「肩の荷も重かっただろうに、そんな様子は見せず、強い意志と情熱で演技に打ち込み、キャストやスタッフにも思いやりをみせる方。力強く男性的であると思えば、繊細で温かい面ももっている」と評した。 また、繊細な描写と演出が特徴のホ・ジノ監督は「リアルな雰囲気を大切するため2人一緒のシーンは個別に撮影したりせず、2人一緒に撮るので、どちらかが良くてもどちらかがダメだとやり直すことも多かった。撮影が長時間に渡り、感情を維持するのが大変だった」という。 イェジン自身は初挑戦になるラブシーンも、撮影に9時間を要したそうだが「相手役との呼吸が大切だが、人物の心情と重なって、良いシーンになったと思う」と語った。 主演のヨン様はクランクアップ直後に過労で入退院したことが報じられたばかりだが、改めて8月下旬に来日予定とのこと。「四月の雪」は9月、韓国や日本などアジア7カ国で同時公開となる。 ■ 「四月の雪」オフィシャルサイト