「Yahoo! SEARCH」ベータ版が登場しました。これはディレクトリ検索から昨年一部検索機能を強化したYahooが、本格的にGoogleに対抗するべく検索に特化した新サービス「Yahoo! SEARCH」ベータ版を6月20日に公開した。
Yahoo! SEARCHは、Yahoo! JAPANのさまざまな検索サービスを1つに集約、さらに機能拡充を図ったもの。「Yahoo!検索」「Yahoo!画像検索」「Yahoo!音声検索」「Yahoo!動画検索」「Yahoo!商品検索」が1つに統合されており、各検索サービスを画面上のタブで選択できる。また、検索キーワードの入力ウィンドウの大きさも拡張された。 機能面では「検索関連キーワード」が実装され、1つのキーワードを入力すると、その単語と組み合わせて入力される頻度の高いキーワードが表示される。例えば「お中元」と検索した場合、「お中元 時期」「お中元 マナー」「お中元 バイト」といったキーワードが併せて表示される。 検索対象も拡張され、従来まで対象だった日本語と英語のWebサイトを含め、37言語のWebサイトが検索可能になった。中国語、韓国語のWebサイトは、クリックで日本語に翻訳して表示する機能もサポートする。 Yahoo! SEARCHは無料で、ユーザー登録不要で利用できるが、Yahoo! JAPAN IDを取得することで、検索対象の言語や検索結果の表示方法といった設定をカスタマイズできる。自宅や会社など異なる端末から利用する場合も、同じ設定でYahoo! SEARCHを利用できる。 このYahoo! SEARCHの登場は、SEO的にはどんな影響がでてきるのでしょうか?今後の正式公開まで様子をみて、効果検証をしないと日本ではYahoo利用者が多いので対策が手遅れになってしまうかもしれません。
■ Yahoo! SEARCH