F1 アメリカGP：トゥルーリ トヨタ初ＰＰを達成!!

　
　ゾンタのターゲットタイムは１分１１秒７５４となっている。マクラーレンのファン パブロ モントーヤは１分１１秒６８１でわずかにゾンタを上まわる。ジョーダンのナレイン カーティケヤンは１分１３秒７７６で最初の２台からは大きく遅れる。ルノーのジャンカルロ フィジケラは１分１１秒２９０でモントーヤを０．４秒近く上まわってここまでのトップへ。チームメイトのフェルナンド アロンソは１分１１秒３８０でフィジケラのわずかに後ろとなるここまでの２番手となっている。

　気温２５℃、路面温度４２℃、わずかに温度が上昇するなかで第２グループはミナルディのパトリック フリーザッハーからの走行となる。
　
　
　フリーザッハーのタイムは１分１４秒４９４でここまでの最下位タイムとなっている。ＢＡＲホンダの佐藤 琢磨は１分１１秒４９７でマクラーレンのモントーヤを上まわる。ウィリアムズのニック ハイドフェルドは１分１２秒４３０でゾンタに届かず。ＢＡＲホンダのジェンソン バトンは１分１１秒２７７でルノーの２台を上まわり、ここまでのトップタイムをマークする！しかし、トヨタのヤルノ トゥルーリはそのタイムを０．６秒以上上まわる１分１０秒６２５を記録してトップへ！
　
　
　気温２４℃、路面温度４２℃、第３グループはミナルディのクリスチャン アルバースからコースへと出ていく。
　
　
　アルバースは１分１３秒６３２でチームメイトとジョーダンのカーティケヤンを上まわる。ジョーダンのティエゴ モンテイロは１分１３秒４６２でアルバースのタイムを越えてくる。ザウバーのジャック ヴィルヌーヴは１分１１秒６９１でモントーヤからわずかに遅れるここまでの７番手となっている。レッドブルのクリスチャン クリエンは１分１２秒１３２でハイドフェルドを上まわる現時点での９番手となっている。バックストレートエンドでわずかにミスをしたチームメイトのデビッド クルサードは、１分１２秒６８２となりハイドフェルドに届かない。
　
　
　気温２４℃、路面温度４０℃、最終グループはウィリアムズのマーク ウェーバー、ザウバーのフェリペ マッサ、フェラーリのルーベンス バリチェロ、ミハエル シューマッハ、マクラーレンのキミ ライコネンという走行オーダーとなる。
　
　
　ウェーバーはセクター２でここまでのベストセクタータイムを記録し、１分１１秒５２７で佐藤 琢磨の後ろ、モントーヤの前となるここまでの６番手に入っている。マッサは１分１１秒５５５でウェーバーに続く７番手となっている。フェラーリのバリチェロは１分１１秒４３１で佐藤を上まわりここまでの５番手へ。チームメイトのミハエル シューマッハは１分１１秒３６９でルノーの２台に割り込む形の現在４番手となっている。最終走者のキミ ライコネンは１分１０秒６９４でトゥルーリのタイムにわずかに届かず２番手。
　
　
　パナソニック トヨタ レーシングにとって初のポールポジションをヤルノ トゥルーリが獲得、マクラーレンのキミ ライコネンがフロントローに並ぶこととなる。以下は３位にジェンソン バトン、４位ジャンカルロ フィジケラ、５位ミハエル シューマッハ、６位フェルナンド アロンソ、７位ルーベンス バリチェロ、８位佐藤 琢磨となっている。
　
　

　トゥルーリ　トヨタにＦ１初ポールポジションをもたらす!!

　遂にパナソニック トヨタ レーシングはＦ１におけるポールポジションを獲得した。予選でのパフォーマンスには定評のあるヤルノ トゥルーリが、チームにとって困難な週末の中で、希望を与えるグリッド最先端のポジションをトヨタにもたらした。
　
　
　ヤルノ トゥルーリ

とても複雑な心境の週末になっている。プラクティスにおける走行距離は制限されたけど、セットアップとタイヤチョイスについてベストを尽くしたから、今日の予選結果を得ることができて嬉しく思っている。

「昨日も今日も、とても少ないラップで作業することを強いられた。昨日からバランスは良かったんだけど、インディアナポリスのサーキットはとてもスリッピーだから、もっとグリップが得られるようにトライした」

「現時点で明日のことについて話すのは難しい。データを見てミシュランがボクらに何ができて何ができないのか判断するだろう。とにかく、今日はボクとトヨタにとって素晴らしい１日となった。一緒に初ポールポジションを獲ることができたんだからね

　アメリカＧＰ決勝レースは現地時間で１９日午後１時、日本時間で２０日午前３時にフォーメーションラップスタートとなる。