NTTドコモは、韓国のLG電子とFOMA端末の共同開発に基本合意したと発表した。LG電子製FOMA端末は、2006年春の発売を見込む。
今回開発される端末は、W-CDMAとGSM/GPRS方式のデュアル端末になる予定。iモードやテレビ電話といった基本的なFOMAのサービスに対応することが発表されているが、具体的な端末のスペックは未定としている。
共同開発するFOMA端末の主な特長は、以下のとおりです。 □ W-CDMA方式とGSM/GPRS方式のデュアル端末 □ iモード対応 □ テレビ電話対応
□ W-CDMA方式とGSM/GPRS方式のデュアル端末 □ iモード対応 □ テレビ電話対応
LG電子と新たにFOMA共同開発の基本合意に至った経緯について、ドコモ広報部では「世界的にW-CDMA端末の開発実績がある」ことを大きな要因として挙げている。 LG電子は欧州市場でiモードを展開するキャリア向けにも端末を販売している。米IDCの調査によれば、2004年の世界の携帯電話出荷数シェアにおいて、LG電子はノキア、モトローラ、サムスン、シーメンスに続く第5位となっている。 ドコモはこれまで、FOMA端末を国内メーカーと共同開発してきた。今後、モトローラとの共同開発による「M1000」が夏に発売される予定のほか、2005年度下期にはノキアとの共同開発によるFOMA端末も登場する予定。