D901iSは、記録画素数400万画素のスーパーCCDハニカムを搭載したスライドボディの端末。スライド機構は、押すと端末がスライドして開くワンプッシュオープンボタンを新たに採用した。CCDは前モデルの「D901i」と同じ有効画素数200万画素のスーパーCCDハニカムを搭載しているが、記録画素数が400万画素に拡張されている。
カメラは底面に設けられ、レンズカバーを装備。カメラの起動と終了がレンズカバーの開閉に連動するなど、撮りたいシーンを逃さないよう工夫されている。
メインディスプレイは、解像度240×345ピクセルの2.4インチ液晶。上の25ピクセル分が半透過型、残りのQVGA部分が透過型という液晶の採用により、バックライトがオフになっても25ピクセル部分で情報を確認できるようにした。表示行には電波強度やバッテリー残量のほか、1週間分のカレンダーやメモ帳、スケジュールを表示させることも可能だ。
待ち受け画面設定には新たに「ランダムイメージ設定」が登場。任意のフォルダ内に入れた複数の画像をメイン液晶にランダムに表示させる機能で、表示のタイミングは15秒毎/1分毎/15分毎/1時間毎/日替わり/スライドオープンから選べる。
ボディカラーはクォーツブラック、ラピスシルバー、ガーネットピンクの3色。
■ 800MHz対応でサービスエリアが拡大
従来のFOMAと大きく異なるポイントとして、全機種が800MHz帯と2GHz帯に対応したデュアルバンド端末であり、山間部などでも利用可能な「FOMAプラスエリア」対応となっている。従来は2GHz帯のみだった。森氏は「都市部では2GHz帯でカバーできるが、郊外や山間部などではこれまでのサービスエリアより広い範囲で利用できるようになる」とアピール。
人口カバー率といったわかりやすい数値でのサービスエリア拡大は見込めないとのことだが、901iSシリーズの発売時には800MHz帯のネットワークも利用できるようになる予定だ。
■ PDFビューワー搭載で、音声通話からテレビ電話への切り替えも
共通機能として、非接触IC内蔵のICロック機能付きの「おサイフケータイ」機能や、PDFファイル閲覧機能が用意されている。また、これまでのFOMAと同じく、音楽再生機能やセキュリティスキャン、3D×3Dコンテンツ、Gガイド番組表リモコンなどがサポートされるほか、デコメールやテレビ電話も利用可能となっている。
■ フルブラウザは将来的に定額対象になる可能性も
このうち、ACCESS製のフルブラウザを搭載する「N901iS」だが、フルブラウザ利用時の通信料は、パケ・ホーダイ加入時でも1パケット0.02円で課金され、定額対象とはならない。パケットパック、あるいは標準契約している場合は、それぞれの料金プランに応じたパケット通信料となっており、たとえば「パケットパック30」の場合、フルブラウザでの通信料は1パケット0.05円となる。
■ 全機種iモード FeliCa対応
iモード FeliCa対応となったことも大きなポイント。セキュリティ面の向上を図るため、全機種に遠隔ロック機能とICカードロック機能がサポートされているほか、「P901iS」には顔認識技術やタイマーロックが、「F901iS」には開閉ロック機能や指紋認証センサーが用意されるなど、機種によって新たな機能が盛り込まれている。これらの新機能により、同社では「セキュリティ向上に役立つ」としている。
□ 自動時刻補正機能(D901iS、F901iS、P901iSの3機種が対応)
ケータイの電源をONするだけで、自動的に標準時刻を取得。
*D901iS
バックライトが消えた状態でも画面上端の25ラインで時刻やメール着信などが確認できる。
「D901iS」は、前モデル「D901i」でも採用しているスライド機構を搭載したFOMA端末。カメラ部分にはオートフォーカス対応で、記録画素数400万画素、有効画素数200万画素のスーパーCCDハニカムカメラを搭載。液晶には「部分半透過型液晶」を搭載し、バックライトが消えた状態でも画面上端の25ラインで時刻やメール着信などが確認できる。
「自動時刻補正」機能に対応するほか、大きな文字でよく使う機能だけを表示できるシンプルメニューを搭載
大きさは106×50×24mm(高×幅×厚)で、重さは約128g。連続待受時間は移動時約300時間、静止時約400時間。情報表示行を使用しない場合、移動時約430時間、静止時約600時間。連続通話時間は約170分、連続テレビ電話時間は約100分。miniSDカードに対応する。ボディカラーはクォーツブラック、ガーネットピンク、ラピスシルバーの3色。
サイズ※ 高さ 106mm×幅 50mm×厚さ 24mm
質量 約128g
連続待受時間
パーシャル時表示 ON:約 400時間(静止時)約 300時間(移動時)
パーシャル時表示 OFF:約 600時間(静止時)約 430時間(移動時)
連続通話時間 約 170分
連続テレビ電話時間 約 100分
メインディスプレイ 約 2.4インチ
(ヨコ240×タテ345ドット)
QVGA TFT液晶 262,144色
カメラ機能
外側:スーパーCCDハニカム®カメラ
有効画素数:200万
記録画素数:400万
内側:CMOSカメラ
有効画素数:32万
記録画素数:31万
オートフォーカス対応
外部メモリー miniSDTM メモリーカード(別売)
三菱電機、記録画素数400万画素CCDカメラ
三菱電機が、記録画素数400画素の携帯電話向けCCDカメラモジュール「CM051」を開発して、11月10日よりサンプル出荷するそうです。しかも2005年3月にはCM051の量産を開始する計画で、それにあわせて、このモジュールを搭載した製品が登場する見込みとしています・・・・と言うことは、三菱が端末を提供しているのは、ドコモとVodafoneですが、どちらかと言えばドコモ向け端末に搭載でしょうか?
という事は、FOMA D901i?D901iS?
『発売の狙い』 カメラ付き携帯電話の市場は、カメラ機能の高画素化に伴い、国内および海外ともに拡大していますが、この分野に三菱が送り込む新型のCCDモジュールは、CCDセンサーを含み、最大で2304×1728ピクセルの解像度の画像を生成できて、VGA解像度(640×480ピクセル)の動画を毎秒30フレーム撮影でき、業界初のオートフォーカス機能付き400万記録画素CCDカメラモジュールと言う豪華な仕様となっています。
『新製品の主な特長』
携帯端末用に小型化した、業界初の400万記録画素の高画素化を実現
微小光学設計技術と高密度実装技術を活用し、携帯端末用として小型の業界初となる400万記録画素CCDカメラモジュールを実現。
スーパーCCDで高感度・高画質を実現
スーパーCCDで、低照度時での暗所の撮影にも対応できます。従来品の200万記録画素モジュールと比較し、2倍の記録画素で、しかも高感度・高画質を実現。
オートフォーカス機能の搭載により、ピントの合った撮影が可能に
オートフォーカス機能の搭載により、接写から人物、風景まで被写体に対し、より正確なピント合わせが自動的に可能。
さて、どの端末に搭載されて、どのキャリアから発売になるのか、しばらく待ちましょう!
3月から増産されると言うことですので、端末としては5月〜6月頃でしょうか?であれば D901i ではなくて、D901iSかもしれませんね。