ひとつの物理的CPUで、デュアルコア 2CPU x 仮想 2CPU(Hyper-Threading)化で、トータル4CPUとして動作可能なCPU「Pentium Extreme Edition」がアキバ初登場。今回発売されたモデルは3.2GHzの「840」でチップセットは i955X LGA775用、現在発表されている唯一の「Pentium Extreme Edition」となる。
この製品は、Intel 955X Expressチップセットを採用し、64bit(EM64T)対応のコアを1つのCPU上に2つ持つPentium XEを搭載可能。ゲームをしながらストリーミングメディアやウィルススキャンなどの別タスクを可能にしています。
このPentium Extreme Editionは、先週インテルから発売されたデュアルコアCPU「Pentium D」では無効化されていた、Hyper-Threadingを有効にしたというダケの製品。 4月に発表されたデュアルコア・プロセッサのPentium Extreme EditionとチップセットのIntel 955Xに続き、「Smithfield」という開発コード名で呼ばれるコアを採用したもう1つのCPU「Pentium D」は840/830/820の3種類のモデルが用意され、それぞれのクロック周波数は3.2GHz、3.0GHz、2.8GHzとなっている。またチップセットの945は800MHzと1.066GHzのFSBを持ち、デュアルチャネルDDR2-667 (最大4GB)、Intel High-Definition Audio、シリアルATAなどをサポートする。
デュアルコアCPU「Pentium D」の主要スペックは総2次キャッシュ容量2MB(コア当たり1MB)、FSB 800MHz、最大動作電圧1.4V、EIST/Execute-Disable Bit(NX bit)対応といった点も変わりない。 対応チップセットは i955Xのみで、i945シリーズでは利用できないので注意が必要。また、OSに関しても4論理CPUをサポートしたものが必須となる。 さて、実売価格は約12万円で、同クロック/Hyper-ThreadingなしのPentium D 840(未発売)の予価(6万円台中盤)の2倍近い価格を、エンスージニスト達はどう捕らえるのだろうか? 要するに、デュアルコアCPU「Pentium D」に仮想 2CPU(Hyper-Threading)のスイッチをオンにするだけで、倍の価格になる”インテル儲かってる!”という商品です。
IntelがPentium Dと対応チップセットの945G/Pを発表 デュアルコアPentium Extreme Edition i955X搭載マザーボードが発売 Intel 955Xを搭載したマザーボードが、各社より続々と登場 DELL デュアルコアPentium XE搭載PC発表
■ TSUKUMO ex Pentium D デュアルコア オリジナルPC ■ TSUKUMO ex AMD Athlon 64 X2 プロセッサ 4200+デュアルコア
TSUKUMOex では、以下の価格で販売開始されています。 PentiumD 820 ¥27,428 PentiumD 830 ¥35,600 PentiumD 840 ¥58,552