Mozilla Foundationは、FireFoxの次期バージョン開発途上版「Deer Park アルファ1」を公開しました。現時点ではWindowsとLinux(x86)、Mac OS X向けの3種類のバイナリが公開されていますが、開発者およびテスター向けのリリースで、それ以外の目的での使用は推奨されない。 。。といわれてもね!
プラットフォーム別では、Mac OS X向けの機能強化が特筆される。TABキーを押してウインドウやダイアログ間を移動する「フルキーボードアクセス」に対応したほか、Command+returnキーの押下によるアドレス補完、戻る/進む/中止といったキーボードショートカットがサポートされるなど、操作性が改善。アイコンへドラッグ&ドロップする方法で開くことができるファイルの種類も増加した。
4月にMozilla開発者向けブログ「Mozillazine」で公開された開発ロードマップ案によると、Firefox 1.1は開発者向けの「Deer Park Developer Preview」を4月上旬に、テスター向けのFirefox General Previewを5月中旬に、さらに何度かのリリース候補を経たのち7月に正式版がリリースされる計画となっている。しかし、今回のアルファ版のリリースはロードマップ案と比較して遅れ気味であり、正式リリースは7月以降となることも予想される。