パナソニックから、地上・BS・CS 110度デジタルチューナーを内蔵した“ハイビジョンDIGA”EX100/EX300の2機種を発表しましたが、これはDVD&HDDレコーダーのNo1ブランドDIGA最強の新製品になります。
このハイビジョンDIGAは、ハイビジョン放送をそのままの画質で録画できる「DRモード」(TS録画)とHDMI端子を搭載。録画番組は、ダウンコンバートしてCPRM対応DVDメディアに保存することもできます。 EX100とEX300の違いは、HDD容量のほかに背面端子の金メッキ、前面パネルの素材(EX300はアルミ素材、EX100は樹脂)。そして上位モデルだけ、電源やコンデンサなどオーディオ系アナログ回路にピュアオーディオライクな部材を使っています。 受信可能な電波は、デジタル3波対応チューナーにくわえて、地上アナログチューナー×1を搭載して、デジタル放送とアナログ放送の各1番組であれば、同じ時間帯でも録画できる「デジ・アナどっちも録り」をサポート。デジタル放送録画で放送時間帯が重なった場合に、アナログ放送へ切り換えることを促すダイアログを表示するなど、アナログチューナーを活かした連携機能も備えています。 DVDドライブは、DIGAとして初めてCPRM対応DVD-Rをサポート。DRモードで録画した番組をDVDにムーブするときは、DIGA春モデルから搭載された「ディーガエンジンII」の「バーチャルマルチエンコーダ」により、最適な画質設定でSD解像度(525i)にダウンコンバート。CPRM対応のDVD-RもしくはDVD-RAMに保存できるなど、DIGAの正当な上位機種として進化しています。 また、ハイビジョンDIGAの「PEAKSプロセッサ」は、新開発の「ハイレゾリューションHDコンバーター」を内蔵している。これは、同社のBlu-rayレコーダーにも搭載されていたアップコンバーターの新版。SD画質の番組を1080pのフルハイビジョン解像度にアップコンバートし、HDMI端子からデジタル出力できます。 ハイビジョンDIGAの特長は、“かんたんDIGA”という愛称通りのユニバーサルデザインで、世界初の音声による設置ガイド「かんたん音声設置ガイド」を搭載したほか、ボタンだ数を絞った「ボタンすっきりくるくるリモコン」が付属している。 このリモコンは、「名前に“すっきり”が付いたように、リモコン表面のボタン数を28個まで少なくして、普段使わないボタンは、すべてカバーの下に整理しています。 映像入力は3系統、出力はHDMIのほか、D4端子などを備えている。本体サイズは、430(幅)×396(奥行き)×79(高さ)ミリ。重量は約5.6キロ。価格はオープンプライスだが、400Gバイトの「DMR-EX300」は17万円前後、200Gバイトの「DMR-EX100」は13万円前後になる見込み。 ■パナソニック DIGA