ATI Technologiesが、噂のRADEONシリーズ用のマルチGPUプラットフォーム「CrossFire」を発表しました。これはライバル企業NVIDIAのSLIに対抗する3Dレンダリングを強化するコアゲーマー向けのシステムです。
ATIのクロスファイアープラットフォームは、既存のRADEON GPUと、新CrossFire対応のRADEON GPU計2枚を接続して、3Dレンダリング性能を向上する仕組みですが、これはSLIとは違い既存のゲームで自動的に有効にされパッチやドライバのアップデートは不要としています。 しかしこのクロスファイアーの利用には、チップセットに「RADEON XPRESS 200 CrossFire Edition」とPCI Expressスロットを2つ備えたマザーボードが必要となります。
「RADEON X850 CrossFire Edition」は、既存のX850搭載カードとペアで利用でき、「RADEON X800 CrossFire Edition(128/256MB)」は、既存のX800搭載カードとペアで接続できる。具体的な接続方法については、SLIではビデオカード同士の通信用に、ビデオカードを橋渡しするアダプタが利用されるが、CrossFireにはそのようなアダプタはなく、ディスプレイケーブルで接続する。 □ ATI Technologies ホームページ