Intelから、デスクトップPC向けのデュアルコア・プロセッサ「Pentium D」と、それに対応した最新チップセット「Intel 945G Express Chipset」「Intel 945P Express Chipset」の2製品を発表がありました。
4月に発表されたデュアルコア・プロセッサのPentium Extreme EditionとチップセットのIntel 955Xに続き、「Smithfield」という開発コード名で呼ばれるコアを採用したもう1つのCPU「Pentium D」は840/830/820の3種類のモデルが用意され、それぞれのクロック周波数は3.2GHz、3.0GHz、2.8GHzとなっている。またチップセットの945は800MHzと1.066GHzのFSBを持ち、デュアルチャネルDDR2-667 (最大4GB)、Intel High-Definition Audio、シリアルATAなどをサポートする。
945Gと945Pの違いは、945GがIntel Graphics Media Accelerator(GMA) 950を内蔵している。 Extreme Editionと同様にデュアルコア・アーキテクチャを踏襲しているほか、64ビット拡張命令のEM64Tをサポート、800MHzのFSBに対応し、90nmの製造プロセスを採用している。 Extreme Editionとの大きな違いは、Hyper-Threading Technology(HT)を搭載していない。
Extreme Editionと同様にデュアルコア・アーキテクチャを踏襲しているほか、64ビット拡張命令のEM64Tをサポート、800MHzのFSBに対応し、90nmの製造プロセスを採用している。 Extreme Editionとの大きな違いは、Hyper-Threading Technology(HT)を搭載していない。
デュアルコア化によりH.264エンコードでは4割の速度向上 VAIO type R
動画のH.264エンコードや複数作業の同時実行などをデモンストレーションでは、Pentium 4 540、Pentium D 840をそれぞれ搭載したマシンを用意して、同じ3.20GHzプロセッサ同士でのパフォーマンスを比較。 それぞれHT、デュアルコア搭載により、いずれもOSからは2スレッド同時処理可能なマシンとして認識されるが、物理的に2個のコアを持つPentium Dのほうが高いパフォーマンスを発揮、Pentium 4 540が約61秒かかったエンコードをPentium D 840は約43秒で終了し、40%ほどの作業速度向上を見せた。
TSUKUMOex では、以下の価格で販売開始されています。 PentiumD 820 ¥27,428 PentiumD 830 ¥35,600 PentiumD 840 ¥58,552