国際自動車連盟(FIA)は23日、F1世界選手権で2日間かけて行っていた予選の方式を、次戦の第7戦欧州GP(5月29日決勝)から、土曜に1回だけ行う方式に変更すると発表した。
今季は、土曜の午後と日曜の午前に行う2回の合計タイムで日曜午後の決勝のスタート順を決めていたが、決勝のスタート順を決勝数時間前まで知ることができないなど、改善を求める声が強かった。
参戦チームとF1委員会の合意とともに、FIA世界モータースポーツ評議会は今週末のヨーロッパGPからF1の予選を変更する。新しい予選のプロセスは以下となる:
■ 土曜日の13時00分から14時00分まで1回の予選セッション ■ (2004年のように)パルクフェルメコンディションの下でレース燃料を搭載してのシングルラップクオリファイ ■ 走行順は直前のレースのフィニッシュオーダーの逆順(すなわち、レースウィナーが最後に走行)
■ (2004年のように)パルクフェルメコンディションの下でレース燃料を搭載してのシングルラップクオリファイ
■ 走行順は直前のレースのフィニッシュオーダーの逆順(すなわち、レースウィナーが最後に走行)
変更後は、土曜の午後に1時間の公式予選を行い、1周のタイムでスタート順を決める。
予選方式は近年、めまぐるしく変更されており、予選を土曜日の1回とする方式は2002年まで採用されていた。
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