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May 22, 2005 space
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モナコGP:ライコネン圧倒的速さ予選1&2PPを獲得!

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2005年F1第6戦モナコGPは、現地時間21日午後1時から公式予選1回目が行なわれた。セッション開始時の気温は22℃、路面温度38℃、ドライコンディションとなっている。まずはレッドブルのヴィタントニオ リウッツィからコースインしていく。

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44733.jpgリウッツィのターゲットタイムは1分16秒817となっている。ミナルディのパトリック フリーザッハーは1分18秒574、チームメイトのクリスチャン アルバースは1分19秒229となっている。4番目の出走となったフェラーリのミハエル シューマッハは1分16秒186で、とりあえずはトップタイムを記録する。しかし、すぐにザウバーのジャック ヴィルヌーヴが1分15秒921でミハエルのタイムを上まわっていく。

 気温22℃、路面温度は37℃で、セッション開始からほとんど変化はない。第2グループはジョーダンのナレイン カーティケヤンからの走行となる。



44720.jpg タバココーナー出口でクルマがスライドしたカーティケヤンは1分19秒474でミナルディの2台よりも遅れてしまう。さらに、モンテイロも1分19秒408でチームメイトは上まわるもののミナルディには届かない。ザウバーのフェリペ マッサは1分16秒218でミハエルの後ろ、ここまでの3番手となっている。ウィリアムズのニック ハイドフェルドは1分15秒128で、ここまでのトップタイムを大きく更新する。もう1台のフェラーリ、ルーベンス バリチェロは1分16秒142でチームメイトとほぼ同じタイムとなっている。

 気温22℃、路面温度は36℃と大きな変化はない。第3グループはレッドブルのデビッド クルサードからのオーダーとなる。



44502.jpg クルサードはサードセクターでわずかに遅れたものの、1分15秒329で2番手タイムを記録し、レッドブルピットでは応援の“チューバッカ”も喜んでいる。マクラーレンのファン パブロ モントーヤは1分14秒858でここまでのトップタイムを更新する。さらに、ウィリアムズのマーク ウェーバーが1分14秒584でモントーヤのタイムを上まわる。ルノーのジャンカルロ フィジケラは最終セクターで遅れて1分14秒783でウェーバーのタイムに届かずここまでの2番手タイムとなった。

 ラルフ シューマッハがタバココーナーで大クラッシュ!!入り口において内側のガードレールにヒットし、外側に弾き飛ばされる形になってクルマが大破した。幸い、ラルフ本人は自力でクルマから降りて大丈夫であることを伝えている。セッションは赤旗中断となっている。クラッシュによってコース上にオイルが撒かれてしまったため、その排除作業が終わってセッションが再開される時間については不明と表示されている。

 現地時間午後1時53分、ピットレーンのシグナルがグリーンライトに変わり、トヨタのヤルノ トゥルーリがコースへと出ていく。気温は22℃だが、路面温度は42℃まで上昇している。



44575.jpg トゥルーリは1分15秒189でここまでの5番手にとどまっている。ルノーのフェルナンド アロンソはセクター2までにタイムを稼ぎ、1分14秒125でウェーバーのタイムをコンマ4秒以上更新する!しかし、マクラーレンのキミ ライコネンは1分13秒644でウェーバーのタイムをさらにコンマ4秒上まわる!

 モナコGP公式予選1回目を終えた時点での順位は1位キミ ライコネン、2位フェルナンド アロンソ、3位マーク ウェーバー、4位ジャンカルロ フィジケラ、5位ファン パブロ モントーヤ、6位ニック ハイドフェルド、7位ヤルノ トゥルーリ、8位デビッド クルサードとなっている。フェラーリの2台はルーベンス バリチェロが10位、ミハエル シューマッハが11位となっている。
 
 
 

モナコGP公式予選2回目は、現地時間で明日の午前10時、日本時間で午後5時にセッション開始となる。

 
 

公式予選2:接近戦の末、ライコネンがPP死守!!

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 2005年モナコGPは最終日を迎え、現地時間の午前10時から2回目の公式予選が行なわれた。セッション開始時の気温は22℃、路面温度25℃、好天でドライコンディションとなっている。オーダーでは昨日クラッシュしたトヨタのラルフ シューマッハからの出走となっている。

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 ラルフはインストレーションラップだけ行なってピットへと戻っていく。続いてジョーダンのナレイン カーティケヤンがコースへと出ていく。カーティケヤンはヌーヴェルシケインで大きくスライドしてしまい、ターゲットタイムは2分43秒442(2回目のタイムは1分23秒968)となっている。モンテイロはアウトラップにおいて止まりきれずにエスケープゾーンへ直進するシーンもある。タイムは2分43秒078(1分23秒670)でチームメイトは上まわる。ミナルディのクリスチャン アルバースは2分42秒206(1分22秒977)でジョーダンの2台を超えていく。かなり激しいドライビングとなったパトリック フリーザッハーだが、2分40秒810(1分22秒246)でまとめてここまでのトップとなっている。

 気温22℃、路面温度26℃、ほとんど開始時と変化はない。第2グループはレッドブルのヴィタントニオ リウッツィからの走行となる。

 気温22℃、路面温度26℃、ほとんど開始時と変化はない。第2グループはレッドブルのヴィタントニオ リウッツィからの走行となる。

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 タバココーナーで昨日のラルフのようになりかけたリウッツィは、2分37秒152(1分20秒335)でここまでのトップとなる。ザウバーのフェリペ マッサは2分35秒120(1分18秒902)でリウッツィのタイムを上まわる。セクター1でマッサに遅れたミハエル シューマッハだが、残りのセクターで挽回して2分34秒736(1分18秒550)でトップに出ている。チームメイトのルーベンス バリチェロは2分34秒983(1分18秒841)でミハエルの後ろとなっている。ザウバーのジャック ヴィルヌーヴはセクターごとにリードを失い、2分34秒936(1分19秒015)でミハエルに続くここまでの2番手となっている。

 気温23℃、路面温度26℃、依然としてコンディションに大きな変化はない。第3グループはレッドブルのデビッド クルサードからのコースインとなる。



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 クルサードは2分33秒867(1分18秒538)でミハエルの前に出る。トヨタのヤルノ トゥルーリは2分32秒590(1分17秒401)で大きくタイムを稼いでトップに立っている!ウィリアムズのニック ハイドフェルドは2分32秒883(1分17秒755)でトゥルーリの逆転を許してしまう。最後尾スタートのペナルティを受けているマクラーレンのファン パブロ モントーヤはコースインしない。次の走行順となるルノーのジャンカルロ フィジケラがコースへと出ていく。フィジケラのタイムは2分32秒100(1分17秒317)でトゥルーリのタイムを上まわる。

 気温22℃、路面温度27℃、最終グループはウィリアムズのマーク ウェーバー、ルノーのフェルナンド アロンソ、マクラーレンのキミ ライコネンの順で走行となる。

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 ウェーバーは2分31秒656(1分17秒072)でトップタイムを更新する。アロンソは2分30秒406(1分16秒281)でウェーバーのタイムを大きく逆転する!最終走者のキミ ライコネンは昨日のアドヴァンテージを削りながら2分30秒323(1分16秒679)でアロンソを0.083秒上まわりトップタイム!

 モナコGP公式予選2回を終えての順位は1位キミ ライコネン、2位フェルナンド アロンソ、3位マーク ウェーバー、4位ジャンカルロ フィジケラ、5位ヤルノ トゥルーリ、6位ニック ハイドフェルド、7位デビッド クルサード、8位ミハエル シューマッハとなっている。



Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1 K・ライコネン マクラーレン 2:30.323
2 F・アロンソ ルノー 2:30.406
3 M・ウェーバー ウィリアムズ 2:31.656
4 G・フィジケラ ルノー 2:32.100
5 J・トゥルーリ トヨタ 2:32.590
6 N・ハイドフェルド ウィリアムズ 2:32.883
7 D・クルサード レッドブル 2:33.867
8 M・シューマッハ フェラーリ 2:34.736
9 J・ヴィルヌーヴ ザウバー 2:34.936
10 R・バリチェロ フェラーリ 2:34.983
11 F・マッサ ザウバー 2:35.120
12 V・リウッツィ レッドブル 2:37.152
13 P・フリーザッハー ミナルディ 2:40.810
14 C・アルバース ミナルディ 2:42.206
15 T・モンテイロ ジョーダン 2:43.078
16 N・カーティケヤン ジョーダン 2:43.442
17 J・P・モントーヤ マクラーレン 1:14.858
18 R・シューマッハ トヨタ no time


 モナコGP決勝レースはこのあと、現地時間午後2時(日本時間午後9時)フォーメーションラップスタートとなる。

 
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