数独パズル ナンバーロジック と呼ばれる日本で生まれた数字のパズル「数独」(すうどく)が英紙で大ブームになっている。昨年秋、英高級紙タイムズが掲載を始めてから愛好家が急増、今月から各紙とも大々的に取り組み始めた。
欧米ではパズルといえばクロスワードが定番だが、英国では数独がこれをしのぐ人気ぶりで、夢中になって仕事が手につかない人も現れ、中毒症状を示す「数独強迫観念症候群」なる言葉まで生まれた。 「数独」のルールは、縦横九つに分割された計八十一個の格子を縦横一列ずつに分け、どの列にも1から9の数字を一個ずつ入るように並べ、同時に縦横に三つに分割した計九個の格子の中も同様に1から9の数字が一個ずつ入るように並べる。問題ではいくつかの数字が与えられ、それをヒントに空いている格子を埋める。昨年十一月にタイムズが「SUDOKU」のタイトルで掲載を始め、大当たりした。
タイムズには読者から電子メールによる回答が殺到し、別冊で出版した問題集が十万部を突破するベストセラーになり、他紙も相次いで追従した。今月から最大部数を誇る大衆紙サンも参入し、主要紙で数独を掲載していないのはフィナンシャル・タイムズだけという事態だ。 各紙のアイデアも多彩で、タイムズは今月から携帯電話版サービスを開始。ガーディアンは日本のパズル製作会社と協力し、今月十三日付の一面に「数独」、別冊には「全ページに数独パズル付き」と、日本語でも宣伝する力の入れようだ。 インディペンデントは0から9の数字にAからFの六文字を加え、計二百五十六個の格子を埋める「スーパー数独」を今月から土曜日付で掲載を始めた。十四日付からは「数独グランドマスター」と銘打って英国初の全国的な競技大会への参加者を募る予選問題も併せて載せている。 英国でブームになる背景にはパズル好きの国民性に加え、言語は関係なく、知識も不要で、思考を集中させて理詰めだけで解けるシンプルさが受けているようだ。 デイリー・ミラーは「学校でも生徒の脳の活性に役立つとされ、集中力と論理思考能力を向上させるのに利用されている」と伝えた。高齢者でも認知症の予防に効果ありとの指摘も聞かれ、さらにすそ野は広がりそうだ。
縦横それぞれ9列と3×3の正方形のマスの中に同じ数字が重ならないように1から9の数字を入れていくパズルゲーム。問題数は250問+αあり飽きることなく楽しめる。 難易度がやさしい、ふつう、むずかしいと3つあってやさしい問題は比較的簡単に解けるがふつう、むずかしいの問題になるとかなり頭を使わないと解けない問題も出てくる。 しかしクリアしていくうちに徐々に解き方のコツが分かってくるのでじっくり考えて解く思考型ゲーム好きの人ならオススメのやればやるほどハマる奥の深いゲームだと思う。 欧米で大ブーム!頭脳活性・計算不要の計算パズル!!イギリスでは教育者向けの雑誌に「頭に良いパズル」として紹介された、「ナンバーロジック」が携帯ゲームになりました。