昨年2004年末に北米より販売開始された携帯ゲーム機のNintendo DSの話題に触れ、全世界で500万台以上販売されたことを発表した。
さらに携帯ゲーム機市場全体でみれば、同分野の任天堂のシェアは94%に上る。こうした携帯ゲーム機ビジネスの好調さを受け、さらにその力を強めるための戦略製品として同社が投入するのが、今回初めて発表される「ゲームボーイミクロ」だ。約10×5cmの筐体に、厚さは約17mm、重量は80g未満となる。ゲームボーイアドバンスと互換性を持っている。
この小型ゲーム機は、携帯電話にゲームソフトを詰め込み、ポケットに入れて持ち歩くゲーマー世代をターゲットにしたものだ。サイズも大きくより強力なソニーのPlayStation Portable(PSP)では、このようなマネはほとんど不可能だ。
「Game Boy Microなら、どんなにタイトなジーンズのポケットにも入る。携帯ゲームはわれわれが作り出した市場だ。撤退などしない」と語った。
Game Boy Microは、Game Boy Advance SPと同じ処理能力を持つプロセッサが搭載され、同じゲームをプレイできるようになる。サイズはヨコ4インチxタテ2インチで2インチ画面を搭載し、重さは約2.8オンスで、ペーパークリップ約80個分の重さしかないと同社は説明している。
なお、Game Boy Microは今年秋に発売の予定。
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