累計400万部を超える人気コミック、20年の歴史のあるコミック「強殖装甲ガイバー」が角川映画が製作日米共同制作すると発表した。
85年から「少年キャプテン」(徳間書店・休刊中)で連載され、その後「少年エース」(角川書店)で復活した高屋良樹さんのSFアクション漫画が原作。謎の物体に触れたために生体兵器「ガイバー」となってしまった高校生が世界征服をたくらむ秘密結社クロノスのモンスターと戦うというストーリー。
熱烈なファンが多く、20年の歴史から広い年代のファンを獲得しているコミック「強殖装甲ガイバー」は、91年と94年にもハリウッドで実写化されるなど日米の人気が高く、アニメ専門誌「ニュータイプ」の米国版を発行するA.D.Vison社と共同制作して、今後は日米での展開を目指す。日本では、WOWOWで初のオリジナル・TVアニメーション・シリーズとして夏放送開始予定。 今回の制作発表では、角川映画の角川歴彦社長や原作の高屋さんらが出席。「世界に誇るキラーコンテンツになれると思った」と話した。また、等身大のガイバーも登場し、ファイティングポーズを取って、世界挑戦をアピールした。
『ストーリー』 ある日、平凡な高校生・深町晶は、謎の物体「ユニットG」に接触したため無敵の殖装体ガイバーに変身してしまう。このため、世界征服を狙う謎の秘密組織クロノスと闘う宿命を背負うことに。晶は手にした力の巨大さに戸惑いながらも、クロノスが操る恐ろしい獣化兵と死闘を展開する。クロノスの真の目的とは…?晶に課せられた使命とは…。晶の幼なじみ、瀬川瑞紀にも危険が迫る。
しかし、20年の歴史といえ22巻まで発行されていて完結しないストーリーと作者の時間の使い方には驚くべきものがあります。 □ 「強殖装甲ガイバー」製作委員会