昨年末最も売れた薄デジカメのFX-7手ブレ補正搭載薄型デジカメの後継機コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-FX8」を6月4日より発売する。
ユーザーの声を反映して、FX7への要望点を改善
ひとつは電池寿命。撮影可能枚数が120枚から300枚(いずれもCIPA準拠)に増えた。画像処理回路をヴィーナスエンジンIIからヴィーナスエンジンプラスに変更し、液晶などの各部を省電力化することで、撮影時消費電力を2.3Wから1.6Wに低減、さらに、バッテリーを高密度化し、容量を710mAhから1,150mAhに増やした。これにともないバッテリーのサイズは大きくなったが、FX8の本体サイズは変わっていない。
CCDの画素数は500万画素と同様だが、VGA(640×480ピクセル)/30fpsで撮影可能なものに変更。動画撮影時には4画素混合が一般的なところを9画素混合とし、高感度化やモアレを低減した。
AFに高速1点モードを追加することで、高速化も図られた。これにより、合焦に要する時間を通常1点モードの0.53秒から0.27秒に短縮。ただし、高速1点モードでは液晶の画像が一時フリーズする。
この他に、シーンモードにヘルプ画面が追加されたほか、「料理」、「美肌」、「赤ちゃん」を新設。「赤ちゃん」モードではあらかじめ誕生日を登録することで、月齢や年齢を自動的に計算し、プリントに入れることができる。また、手ブレ補正機構のセンサーを利用した縦位置検出機能も搭載された。
外観は角ばったデザインから丸みを帯びたデザインへと進化して、USBコネクタ部のカバーの剛性と質感の向上などが図られている。
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