韓国版PSPは標準でWebブラウザなどが使えるユーティリティーが同梱されているうえ、KTと提携することで、同社のホットスポット「Nespot」のエリア内でPSPのネットサービスを使えるようになっている。
これにより、外でも無線LANを通じてネット経由での対戦ゲームが楽しめるのはもちろん、専用のポータルサイトにアクセスすることでゲーム情報のほか、動画や音楽などのコンテンツも楽しめる。
メーカー、キャリア共に大きな盛り上がりを期待している3Dゲームフォンだが、時を同じくして大きなライバルが立ちはだかった。5月2日に韓国に上陸したソニーの「PSP」だ。
これまで携帯ゲーム機と携帯電話とでは、守備範囲が異なるため競合しないというのが定説だったが、今回のPSPの韓国上陸は事情が異なる。
このように、ソニーはPSPの無線ネット接続機能に力を入れたアピールを行っており、逆にゲーム機能に焦点を合わせてきた3Dゲームフォンとバッティングする部分が非常に大きいのだ。
携帯電話ならではの手軽さや、ソフトの価格では3Dゲームフォンが勝るが、3Dゲームの性能や端末の買いやすさやではPSPに分がある。どちらも「3D」「ネット」「ゲーム」という同じ土俵のに上がってしまった以上、今まで以上の競合は避けられない。 □ PSP video9 は、デジタルビデオをPSPで再生可能なフォーマット変換 □ PSPをクラッキング Web閲覧やチャットなど新機能続々登場 □ PSPの最新システムソフトウェア 1.50公開