NASAでは、火星を周回中のNASAの探査機「マーズ・グローバル・サーベイヤー (Mars Global Surveyor; MGS)」の高解像度カメラを用いてMPLを発見する試みを続けていた。だが、MGSのカメラは火星の地形をとらえるためのもので、約2メートルほどの小さなMPLは、写ったとしてもごく小さな点にしかならないため、捜索は難航していた。
しかし、最近になってついに、MPLの可能性のある小さな点が検出された。問題の画像は現在、NASAとアメリカ画像測量庁 (National Imagery and Mapping Agency; NIMA) が共同して真偽の分析が進められているが、結論が出るまでには2〜3か月を要すると思われる。