ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は14日、今春に予定していた新型ゲーム機「プレイステーション(PS)3」の発売時期を11月初旬に延期することを決めた。 ゲームソフトの記録媒体として採用する次世代DVD「ブルーレイ・ディスク」(BD)の規格作りなどが遅れて量産体制が整わないため。世界的なヒットが見込まれるPS3の発売延期は、次世代ゲーム機のシェア争い、HD-DVDと争う次世代DVD「ブルーレイ・ディスク」(BD)のシェア争いにも大きな影響を与えそる。
プレイステーション3 Playstation3 発表プロトタイプ公開 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは次世代機「プレイステーション3 Playstation3」を発表した。「プレイステーション 3」の発売は2006年春!! PS/PS2と互換性がある。E3ではプロトタイプが公開されるという。
ソニーグループとIBM、東芝と共同開発された2テラフロップス級のCellを搭載し、グラフィックスチップはNVIDIAと共同開発、米RumbusのXDRメモリを搭載する。メディアは昨年発表されたとおりブルーレイディスクROM。さらにHDクラスの企画の中では最高画質となる1080pを標準サポートする。
再生可能なメディアはBD-ROM/-R/-REのほか、CD-ROM/-R/RW、SACD、DualDisc、DVD-ROM/±R/±RWに対応する。また、従来のゲーム機「プレイステーション」「プレイステーション 2」との互換性も持っている。記憶媒体として2.5インチのHDDも標準搭載しているが、容量は現在のところ未定。HDDは取り外しもできる。
ネットワーク面ではWAN側に10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×1ポート、LAN側に10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×2ポートのギガビットイーサネット端子を搭載。また、Wi-Fi準拠のIEEE 802.11b/g無線LANも標準搭載する。
コントローラはBluetoothで接続し、本体に最大7台までコントローラを接続できる。また、無線LANを利用してPSPと本体を接続、コンテンツの転送なども可能なほか、PSPでPS3をリモコン操作することも可能。USB 2.0ポートは前面に4つ、背面に2つ用意する。メモリカードはメモリースティック/Duo(Pro含む)に対応するほか、SD/miniSD、CF(Type 1/2)対応スロットも搭載する。
プレイステーション2発売当初は互換性を取ることが大きな話題となったが、今回も互換性を取ることが発表されている。久夛良木氏は以前、「互換性はプレイステーションの文化」と語っていたことがあったため、今回も互換性を取ったものと思われる。
すでにソフトメーカーに対してはCellを搭載した開発ツールを配布済みとしており、次世代機用ソフトの開発にこれから拍車がかかると思われる。
ライバルのMicrosoft XBOX360やニンテンドウレボリューションと、新たな三つ巴の戦いが始まります。ちなみに、SCEAの平井社長はXbox 360を「今手に入る技術を組み合わせたように見えるXbox 1.5」と表し、「未来の技術でできている」PS3の勝利を宣言した。そうです。。。
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