久しぶりに無線LANの話題ですが、自宅のネット環境がADSL8Mからマンション契約の光回線に変更になり、これを機会に無線LAN環境もBUFFALOのWER-AG54で802.11a/b/g対応へとアップグレードしました。あわせてプリンターもネット経由で印刷できるようにと考え、BUFFALOのUSB2.0対応マルチプロトコルプリントサーバ『LPV3-U2』を導入しました。
もともとマンション入居当時は、最先端のISDN128K専用線が各部屋から使い放題の魅力で入ったのですが、すぐにADSLの時代となり、ADSLモデムは、アップグレードを考えるならばレンタル契約の方がメリットがあるのでしょうが、基本月々のランニングコストが数百円高くなることを嫌ってADSLモデムを購入して利用していました。
この場合、2年契約していると十分コストの回収が出来ると思っていたのですが、それでも1.5Mから8M、12M、現在では50Mとなってきて、さぁどうしようかと悩んでいたのです。しかしNTT局舎から数百メートの距離にあるため8M契約でも6M以上の速度があるため速度的には必要十分で変更することなく、今回マンションの家賃に込みの金額で基本無料で光接続が利用できるのですから、ADSLに無駄なコストを掛ける必要もありませんので、今回解約し環境もアップグレードしたのです。
今回のネット環境のアップグレードのポイントは二つ、自宅PCが3台あり、1台がIBMxSeries206サーバーノートPCが2台、Panasonic Let's note W2 (CF-W4GW9AXR)、MAC PowerBookG4 ですので、有線LAN&無線LAN2台、無線LAN環境は、802.11gが望ましく、計3台のPCでプリンターを有効に活用するためにもプリンターサーバー機能の追加は必修の状況です。
まず、ブロードバンド環境に使えるルーターとして、スループットの能力と無線LAN機能の充実が必要です。今回選択したBUFFALO 『WER-AG54』は、高速スループット98.7Mbps(SmartBits2000計測)・約94Mbps(FTP)、フレッツ(PPPoe)約92Mbpsを実現と、この基本性能を備え3種類の無線LAN(IEEE802.11g/b/a)に対応しています。802.11a/b/gの自動認識と無線LANの同時利用可能なモデルもラインナップされていますが、これは自宅の環境では必要なく、価格も+数千円アップしますので、この分プリンターサーバーに投資しました。
無線LAN環境では、Panasonic Let's note W2が802.11a/b/g対応しているので、本当は802.11aとして電子レンジと同電波大域を使うのは避け、セキュリティの観点からも802.11aであれば利用者も近所には居ないだろうと思い利用したかったのですが、MAC powerBook G4が802.11gですので無駄な投資は諦めて、802.11gとしました。もちろんWEPキーの設定やステルス機能はONとして不正アクセスは防御しています。
有線LANパソコンも一緒に使える10M/100MスイッチングHub(4ポート)搭載 有線接続用として、4ポートの10M/100MスイッチングHubを内蔵。 4台までのパソコンを直接接続することができ、有線LANでの高速接続も実現します。 また、全ポートがクロス/ストレートケーブルの各ケーブルを自動認識するAUTO-MDIXに対応。ケーブル種別による結線ミスを未然に防ぐため、安心して接続できます。
有線接続用として、4ポートの10M/100MスイッチングHubを内蔵。 4台までのパソコンを直接接続することができ、有線LANでの高速接続も実現します。 また、全ポートがクロス/ストレートケーブルの各ケーブルを自動認識するAUTO-MDIXに対応。ケーブル種別による結線ミスを未然に防ぐため、安心して接続できます。
インタ-ネットからの侵入を防ぐ「SPI(ステートフル・パケット・インスペクション)」機能 セキュリティホールを生じさせない高レベルのパケットフィルタリングで、インターネット回線からの不正アクセスをシャットアウト。 通信セッションごとにパケットの整合性をチェックし、セッション終了時には全ポートを閉じるため、不正なアクセス(なりすまし等)の防止も可能。
セキュリティホールを生じさせない高レベルのパケットフィルタリングで、インターネット回線からの不正アクセスをシャットアウト。 通信セッションごとにパケットの整合性をチェックし、セッション終了時には全ポートを閉じるため、不正なアクセス(なりすまし等)の防止も可能。
データの出入り口を的確にコントロール 「ダイナミックパケットフィルタリング」機能 ユーザのアクセスに適応した出口を作り、サーバから反応が返る際に、新たな返送用入口を用意するため、外部から不正に進入される危険性が極めて低くなります。 通信終了時にはすべての入口を閉じ、一定時間以内に応答がない場合も入口を閉じます。
ユーザのアクセスに適応した出口を作り、サーバから反応が返る際に、新たな返送用入口を用意するため、外部から不正に進入される危険性が極めて低くなります。 通信終了時にはすべての入口を閉じ、一定時間以内に応答がない場合も入口を閉じます。
さて、次に悩んだのがプリンターのネットワーク化ですが、本当であればルーターにUSB接続とプリンターサーバー機能が実装されているものがあればと思ったのですが、販売店には見当たらないのとネットで探しても高価格な製品になってしまうため、今回はルーターとは別製品として、ネットワークの一部にプリンターサーバー機能の製品を加える組み合わせとしました。
このプリンターサーバーの選択は、現在利用しているプリンターが、HPのPSC 1315をUSB2.0接続で利用しているので、USB2.0対応製品をを探していましたが、これは悩むことも少なく、今回選んだBUFFALOのマルチプロトコルプリントサーバ『LPV3-U2』です。これはUBS2.0を利用できるものが他になかったためこの製品となりました。
このマルチプロトコルプリントサーバ『LPV3-U2』は、MacintoshやUNIXからでも設定が可能で、TCP/IPをはじめMac OS用最新プロトコルにも対応、Webブラウザを使用した設定にも対応していて設定用パソコンを選びません。通信プロトコルもWindowsで一般的なTCP/IPやNetBEUIに加え、Macintosh用各種プロトコルにも対応、AppleTalkのASCIIモードに加え、MacOS X 10.2プロトコルApple Rendezvous (ランデブー)改め「ボンジュール」に対応と、機能も能力も必要以上に十分な製品です。
□ BUFFALO WER-AG54 □ BUFFALO LPV3-U2