マイクロソフト(株)は28日、LZH圧縮ファイルを解凍できるWindows XP専用アドオン「Microsoft 圧縮 (LZH 形式) フォルダ」を本日から配布開始した。本アドオンは、Windows XPの正規ユーザーが同社のダウンロードページでActiveXによるユーザー認証を行えば、無償で入手できる仕組みになっている。なお、本アドオンは64ビット版のWindows XP上では動作しないとのこと。
「Microsoft 圧縮 (LZH 形式) フォルダ」は、Windows XPに標準搭載されている“圧縮 (ZIP 形式) フォルダ”機能と同様の操作で、LZHファイルを解凍できるアドオン。
インストールすると、LZHファイルの関連付けが本アドオンに変更され、ファイルアイコンが緑色のフォルダアイコンに切り替わる。LZHファイルをダブルクリックするとフォルダとして表示され、ファイルの中身を解凍することなく確認可能。このとき、LZHファイル内のファイルを別フォルダへドラッグ&ドロップすることで、指定ファイルのみを解凍できる。
またLZHファイルを全て解凍したい場合は、LZHファイルの右クリックメニューに追加される[すべて展開]を選択し、ウィザード画面に従って解凍先を指定すればよい。ただし、本アドオンにはLZHファイルを作成する機能はなく、既存のLZHファイルをフォルダとして開いた際に、LZHファイル内のファイルを編集・削除することもできないので注意。
そのほか、本アドオンは“プログラムの追加と削除”からいつでもアンインストールできるため、以前愛用していた他の圧縮・解凍ソフトを再び利用することが可能となっている。
『著作権者』Microsoft Corporation
『対応OS』Windows XP
『ソフト種別』フリーソフト
『バージョン』-(05/04/28)
□正規の Microsoft ソフトウェア