浦沢直樹氏の代表作「Monster」がハリウッド映画で実写版の制作決定 「MONSTER」は94〜01年「ビッグコミックオリジナル」に連載された。単行本の部数は2000万部。10カ国で翻訳出版。昨年4月から日本テレビ系でアニメが放送されている。
「怪物」と呼ばれる青年をめぐる息詰まるようなサスペンスとして大ヒットした人気マンガ「MONSTER(モンスター)」の実写映画化に向け、原作者の浦沢直樹さんと米・ハリウッドの大手スタジオが基本合意に至ったと5日、小学館が発表した。 夏までには正式契約する。公開時期などは未定。 小学館の発表によると、「ロード・オブ・ザ・リング」や「セブン」などを製作したハリウッドの大手スタジオ「ニューラインシネマ」と著者の浦沢直樹の間で映画化について基本合意に達したそうです。 日本マンガを原作にする実写映画化の契約は「ドラゴンボール」など少数の例があるだけ。「ニューラインシネマ」は「ロード・オブ・ザ・リング」「セブン」などの映画を製作した。 「MONSTER」は荒唐無稽なアクション作品とは異なるので映画化しやすい題材なのは確か。しかも舞台は海外、登場する人物も海外の人々が中心ということで、映画版は決してマンガ原作の映画版というイロモノ扱いされることなく、普通のサスペンス映画として期待できそうな感じはするなりね。製作スタッフが明らかにされていないので過剰な期待は禁物なりが、「ニューラインシネマ」が絡むのであれば、そこそこ名の知れたスタッフで製作するような気も。