ニコンは20日、発売済みの「D70」を新製品「D70s」相当にアップグレードするファームウェアアップデートを行なうことを明らかにした。ファームウェアの公開は5月中旬を予定している。
アップデートにより、次の点が改善される。
5エリアマルチAFシステムを改良(ダイナミックAFモード、資金優先AFモード)。また、メニュー画面がD70sと同様の新GUIに変更。 さらに、PictBridge対応プリンターと組み合わせて、カメラ側から用紙サイズ設定が可能になる。
ユーザーによるアップデートに加え、同社サービス拠点でのバージョンアップも行なう予定。
新たに発表されたD70sは、D70の液晶モニターを2型にサイズアップし、AFアルゴリズムを変更した改良版で、4月27日発売予定ですが、価格は価格は10万円前後の見込みとなっているので、今回ニコンの発表をみると、旧型D70を値下がりした今のタイミングで安く購入して、ファームウェアをアップグレードした方がお買い得です!!
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ニコン、D70をD70s相当にするファームウェアを公開 〜「Nikon Capture 4」のドライバアップデートも ニコンは16日、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「D70」のファームウェアを更新した。同社サイトよりダウンロードできる。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 9.0.4〜9.2.x、Mac OS X 10.1.5以降。
ファームウェアはA/B同時のアップデートで、バージョンはいずれもVer.2.00となる。
D70を新製品「D70s」相当にアップグレードするもので、公開が予告されていた。適用することで、5エリアマルチAFシステムの性能が向上するほか、メニュー画面のGUIが、D70sと同様のものに変更される。
画質モードで「RAW」、「RAW+JPEG」を選択した場合、圧縮RAWでのファイルサイズを算出するようになり、表示パネルなどに表示される撮影可能枚数が変更されるほか、カメラ内蔵時計の日付初期設定値が、「2004.01.01」から「2005.01.01」に変更される。
USBを介した接続も改善され、PictBridge対応プリンターと接続しての印刷時、カメラ側で用紙サイズの選択が可能となったほか、Windows用では、同梱の画像編集ソフト「Nikon Capture」でPCからカメラをコントロールする際、まれに通信が切断する不具合が修正される。
また、「Nikon Capture 4」のWindows XP用ドライバーアップデータも公開された。適用することで、Ver.4.0.0〜Ver.4.1.3を起動すると、一部の環境において、ブルーバックが表示され、PCが再起動するなどの不具合が修正される。同社サイトよりダウンロードできる。
■ URL ニコン ダウンロードページ(Windows) ダウンロードページ(Macintosh) ダウンロードページ(Nikon Capture 4)