Opera 8は、Flashなどに対抗するWebグラフィックの標準技術であるSVG(Scalable Vector Graphics)を標準でサポートしている。また英語版の音声認識技術の採用によりWebページの読み上げや音声によるスクロールや移動などの操作に対応した。
セキュリティ面では、SSLを利用したサイトにアクセスした場合に、証明書などの情報にアクセス可能な“Security Information Field”と呼ばれるアイコンをアドレスバーに表示し、ユーザーが簡単にサイトの信頼性を確認できるようにしている。
Opera SoftwareのCEOを務めるJon S. von Tetzchner氏は、「10年間に渡ってユーザーのニーズに耳を傾けてきたが、今回Webブラウジングの新しい標準となる製品をリリースできたと確信している。Operaはセキュリティを最優先に開発しており、すべてのユーザーに向けてデザインされている」とコメントしている。