デュアルコアPentiumXE搭載PCは、Dellが市場一番乗りで、デュアルコアPentium XE:「Pentium Extreme Edition 840」搭載のパソコンを発表しました。この製品は、Intel 955X Expressチップセットを採用し、64bit(EM64T)対応のコアを1つのCPU上に2つ持つPentium XEを搭載可能。ゲームをしながらストリーミングメディアやウィルススキャンなどの別タスクを可能にしています。
「PCが2つ以上の“頭脳”を備える時代の幕開けを告げる」
「Pentium Processor Extreme Edition」はハイパースレッディング技術を採用、実CPUを二つとすることで、仮想CPUを会わせると4つのCPUソフトウェアスレッドを同時処理できる機能を備える。
Precision 380は、最大8GBまでのECC DDR2 SDRAMをサポートし、Windows XP Professional x64 Editionに対応。第5世代となるDimension XPSは、最大4GBまでのDDR2 SDRAM、Windows XP ProfessionalおよびMedia Center Edition 2005をサポートする。
出荷については、Precision 380が数週間以内に、Dimension XPSがまもなくとしている。価格についてはDimension XPSが2,999ドルからとなっている。
□DELL製品情報
Intel 955Xを搭載したマザーボードが、各社より続々と登場
デュアルコアCPUの「Pentium Extreme Edition 840」と同時に発表になったばかりの「955X Express」チップセットを搭載したマザーボードが、各社より発表になっている。
ASUSTeKは「P5WD2 Premium」
デュアルコアCPUに対応するのはもちろんのこと、チップセットがサポートするDDR2 667をこえるDDR2 800までをサポート。
チップセットのパフォーマンスもアップし、メモリパフォーマンスを向上させるIntel Memory Pipeline Technology(Intel MPT)に対応し、最大メモリ容量はチップセットの仕様通り8GBとなっている。サウスブリッジにはICH7Rを採用し、シリアルATA IIにも対応。インタフェースとしては、シリアルATA II×6、Ultra ATA/133×2、Ultra ATA/100×1を備えており、Intel Matrix Storage Technologyにより、シリアルATA II×4によるRAID 0/1/5/10の構築も行える。
発売予定は4月下旬で、市場予想価格は3万円前後となっている。
GIGABYTEからは「GA-8I955X Royal」
こちらもサウスブリッジにはICH7Rを採用していて、シリアルATA IIにも対応。また、メモリもDDR2 800、さらにオーバークロックでDDR2 888動作も可能となっている。
こちらも最大メモリ容量は8GBだ。店頭出荷に先行して、秋葉原のTSUKUMO eX.ギガバイトコーナーにて展示を行ったりと、店頭でのサンプル展示も行われ始めている。最新製品が気になる人は、秋葉原に足を運んでみると良いだろう。
5月上旬に登場予定