最初のグループではナレイン カーティケヤンがストレートラインスピードでは330km/hで最速、ミナルディのフレサッハーは323km/h、アルバースは321km/h、モンテイロは320km/h、ヴィルヌーヴは314km/hとなっている。第2グループはフェラーリのルーベンス バリチェロからの走行となり、コンディションは気温37℃、路面温度43℃となっている。
バリチェロのタイムは3分07秒693(1分35秒867)でここまでのトップタイムを記録したが、ホームストレート上で突然スローダウンし、そのままピットレーン出口付近でストップしてしまった。
レッドブルのデビッド クルサードは3分05秒844(1分31秒211)でトラブルを抱えたバリチェロのタイムを軽く更新。
BARホンダの佐藤 琢磨はセクター2までクルサードをコンマ5秒上まわっていたが、セクター2チェックポイントでワイドになってしまい、タイムは3分05秒563(1分31秒113)で、なんとかクルサードを上まわった。
チームメイトのジェンソン バトンはほぼ完璧な走りで3分04秒348(1分30秒957)をマークし、佐藤を1秒以上上まわった。トヨタのラルフ シューマッハは3分03秒271(1分32秒319)で、バトンをさらに1秒上まわる!
第2グループの中ではレッドブルのクルサードがストレートラインスピードでは327km/hで最速となっている。BARホンダの2台はともに324km/hとなっている。第3グループはザウバーのフェリペ マッサからの走行となり、コンディションは気温38℃、路面温度45℃となっている。
マッサのタイムは3分05秒202(1分34秒269)で、BARホンダの間に割って入った。
マクラーレンのペドロ デ ラ ロサは3分03秒373(1分32秒648)で、バトンのタイムは超えるがラルフには届かない。
レッドブルのクリスチャン クリエンは最終セクターでわずかに遅れ、3分03秒369(1分32秒723)でここまでの2番手に入っている。
マクラーレンのキミ ライコネンは3分03秒524(1分32秒930)でチームメイトのデ ラ ロサに届かない。BMWウィリアムズのマーク ウェーバーは3分03秒262(1分32秒670)で、0.009秒ラルフを上まわってトップへ!
第3グループで最もストレートラインスピードが速かったのはレッドブルのクリスチャン クリエンで、328km/hを計測している。ザウバーのマッサはヴィルヌーヴとは対照的にスピードが伸びて327km/h、マクラーレンの2人はライコネンが326km/h、デ ラ ロサが324km/hとなっている。最終グループはルノーのジャンカルロ フィジケラからの走行となり、コンディションは気温38℃、路面温度46℃となっている。
フィジケラはバラバラなラップとなってしまい、3分03秒765(1分33秒320)でここまでの6番手にとどまっている。
ウィリアムズのニック ハイドフェルドはチームメイトを0.045秒上まわる3分03秒217(1分32秒827)のトップタイムを記録する!
フェラーリのミハエル シューマッハはセクター2で大きくタイムを稼ぎ、3分02秒357(1分30秒237)でここまでの最速タイムを更新!
トヨタのヤルノ トゥルーリはミハエル シューマッハに対するアドヴァンテージを守りきることができず、3分02秒660(1分32秒667)で2番手となっている。
最終走者のルノー、フェルナンド アロンソはミスのないラップをまとめ、3分01秒902(1分32秒054)で今日の最速タイム、当然ながら合計タイムでもトップとなった!
決勝グリッドを決める公式予選2回目の結果は、ルノーのフェルナンド・アロンソが3.01.902で前戦マレーシアGPに続き今シーズン2回目、通算5回目のポールポジションを獲得した。0.455秒差のフロントロー2番手はフェラーリのミハエル・シューマッハ、3番手はトヨタのヤルノ・トゥルーリがつけた。
以下は4位ニック ハイドフェルド、5位マーク ウェーバー、6位ラルフ シューマッハ、7位クリスチャン クリエン、8位ペドロ デ ラ ロサ、9位キミ ライコネン、10位ジャンカルロ フィジケラとなっている。BARホンダはジェンソン バトンが11位、佐藤 琢磨が13位、フェラーリのルーベンス バリチェロは15位となっている。
バーレーンGP決勝は、このあと現地時間で午後2時30分(日本時間で午後8時30分)からフォーメーションラップ開始となる。
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