2005年F1世界選手権第3戦バーレーンGPは開催2日目を迎え、現地時間の午後1時から公式予選1回目が行なわれた。気温41℃、路面温度53℃、極めて暑いコンディションでスタートを迎えた今日のセッションにおいて、まずはマクラーレンリザーブドライバーのペドロ デ ラ ロサが初めてのシングルクオリファイへと向かった。
ルノーとフェルナンド アロンソの速さは本物である。ニューマシンを持ったフェラーリとミハエル シューマッハでも、彼の勢いを止めることはまだできていない。
砂漠から運ばれてきた砂が舞う汚れたコースにおいて、デ ラ ロサは1分30秒725というターゲットタイムを記録する。コース上は特にセクター3が砂っぽくなっているようだ。
続いて、前回欠場したBARホンダの佐藤 琢磨がアタックへと向かう。佐藤は1分31秒113でデ ラ ロサよりも遅れる。ミナルディのパトリック フレサッハーは1分34秒848となっている。早くも2台目の走行となるBARホンダはジェンソン バトンが1分30秒957で佐藤を上まわる。最終コーナーがワイドになってしまったザウバーのジャック ヴィルヌーヴは1分32秒318でここまでの4番手となっている。
第2グループは午前中最後のフリー走行でトップタイムを記録したウィリアムズのマーク ウェーバーからとなる。この時点での気温は42℃、路面温度は54℃となっている。
開幕から指定席ともなりつつある2番手に、再びトヨタのヤルノ トゥルーリが滑り込んだ。トゥルーリとトヨタは明日の最終予選においてポール ポジションを目指していくことになる。
皇帝復活へのプロローグ ミハエルが予選3位獲得皇帝復活への序章か・・・。F2005という新しい“武器”を得たミハエル シューマッハは、バーレーンGP最初の予選で3番手タイムを記録した。
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