今回のラインナップは、FMチューナー搭載のフラッグシップモデル「NW-E507/E505」と、FMチューナを省いた「NW-E407/E405」が価格は全てオープンプライスで発売される。
「NW-E507/E505」は、スリム型のフラッシュメモリプレーヤー。3行表示有機ELディスプレイを装備し、片手で操作が行なえるジョグシャトルを採用している。内蔵メモリはNW-E507とNW-E407が1GB、NW-E505とNW-E405が512MB。
ボディカラーは、NW-E507/E505がスパークリングシルバー(-S)、アズールブルー(-B)、チェリーピンク(-P)の3色、NW-E407/E405が、ミッドナイトブラック(-B)、オーシャンブルー(-L)、ローズレッド(-R)、オリーブグリーン(-G)の4色を用意する。
NW-E500シリーズとE400シリーズの主な違いは、FMチューナの有無とボディカラー。また、付属ヘッドフォンはE500シリーズとE407は「MDR-E931SP」だが、NW-E405は「MDR-E808LP」となり、キャリングポートやヘッドフォン延長コードも付属しない。
ATRAC3plusとMP3の再生に対応。対応ビットレートはATRAC3が66/105/132kbps、ATRAC3plusが48/64/256kbps、MP3は32〜320kbps。なお、MP3ファイルの転送は、著作権保護のためSonicStageで行なう必要がある。
また、イコライザ機能としては、高音と低音レベルを調整する「デジタルサウンドプリセット」を装備。さらに、時計やストップウォッチとして使用できる「ラップタイム」機能、カレンダー機能も備えている。
電源は内蔵リチウムイオン電池で、USB充電に対応。バッテリ駆動時間は約50時間(ATRAC3 105kbps/パワーセーブモードスーパー時)。さらに、超高速充電に対応し、3分の充電時間でも約3時間(同)の再生が可能。80%の充電には約45分、満充電には2時間を要する。
最大外形寸法は84.9×16.1×29.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は47g(内蔵充電池含む)。オーディオ管理ソフト「SonicStage Ver.3.0」や、スマートクリップ、専用USBケーブルなどが付属する。
ソニースタイル専用モデル「NW-E507/N」
また、直販サイト「ソニースタイル」専用モデルとして、「蒸着の高級感を演出するリッチなゴールドを採用した」という「NW-E507/N」(1GB、プレミアムゴールド)を発売。3月8日13時よりエントリー受け付け開始する。
価格は、NW-E507 1GBモデルが25,000円程度、NW-E505 512MBモデルが20,000円と予想されていますが。FMチューナーなんて要らないし本命はNW-E407 1GBモデルでしょう、22,000円と価格が予想されていますが、もろにiPod Shuffle対抗として実際の販売価格は19,800円程度から始まり、iPod Shuffleの実勢価格と同じになると予想しています。
ソニー、ネットワークウォークマン2機種のファームを更新
−スティック型に時計表示機能を追加。HDD型も不具合改善
■NW-E405/E407/E505/E507
最新ファームウェアにより、再生中や停止中に表示される画面(Display Screen)に「Clock2」が追加される。Display Screenの設定からClock2を選択することで、動作中に現在時刻の表示が行なえる。
また、Display Screen機能において、ダウンロードしたDisplay Screenファイルを1種類、追加設定できるようになる。
さらに、アーティスト検索、もしくはアーティスト選択をしてシャッフル再生を行なうと、正常に動作しなかった不具合も改善されている。ただし、この不具合はシリアルナンバーが以下のモデルでは既に修正されている。
NW-E405:「5071541」以降の製品
NW-E407:「5042566」以降の製品
NW-E505:「1062748」以降の製品
NW-E507:「1055277」以降の製品
■NW-HD5/HD5H
ファームウェアを更新することで、起動時や操作中、再生中などにフリーズする不具合が改善される。
□ダウンロードページ(NW-E405/E407/E505/E507)
http://www.sony.jp/support/p-audio/contents/download/nw_e405_vup.html
□ダウンロードページ(NW-HD5/HD5H)
http://www.sony.jp/support/p-audio/contents/download/nw-hd5_updata.html
■ ネットワークウォークマン