レッドブルレーシングチームは今日、メルボルンでF1キャリアを大きく歩みだした。レースでの大部分をトップ3で走行した後、デビット・クルサードがウィリアムズやBAR、マクラーレンといった強豪ライバルチームをおさえ、価値ある4位を得た。彼のチームメイトのクリスチャン・クリエンもまた、7位を獲得するという力強い走りを見せた。レッドブルレーシングは7ポイントを獲得し、ワールドチャンピオンシップコンストラクターズ争いでも3位のチームとなった。
デビット・クルサード
「いいスタートだったし、3位にあがることができた。燃料が重くて、序盤は少し戸惑ったし、トラフィックに大いに苦戦し、タイムをロスした。1箇所ではミナルディとヒットした。今日はポディウムフィニッシュも可能だったよ。そうなれば、レッドブルには夢のようなスタートとなっていただろうし、僕も同じように夢を見かけていたけど、4位について不満を言うことはできないね。期待以上の出来だよ。クリスチャンもうまくポイント獲得したし、レッドブルレーシングにとってはファンタスティックスタートとなっているね。」
クリスチャン・クリエン
「僕のスタートはOKだったけれども、ニック・ハイドフェルドにポジションをひとつ奪われてしまった。それから、ヴィルヌーブを抜いて、6位を取り戻した。レース全体はとてもよかったよ。マシンは安定していたし、ピットストップもOKだった。僕らにとってはとても前向きなレースとなったね。今シーズンの開幕戦で僕らがいくつかポイントを獲得したことはすばらしいことだよ。」
クリスチャン・ホーナー/スポーティングディレクターレッドブルレーシング
「チームにとって信じがたいレースとなった。走行しているデビットを見るのはすばらしかった。我々は後ろにフェラーリとルノーを黙らせておくことはできなかったけれども、4位と7位は我々に7ポイントを与えた。ファンタスティックなスタートであるし、将来の壮大な展望を我々は抱いている。」
ガンザー・ステイナー/テクニカルディレクター、レッドブルレーシング
「チーム全体がとても喜んでいる。我々の期待以上のものがある。みんながファンタスティックな仕事をこなし、これからも残りのシーズンに向けてこのような結果が続くようトライしていくだろう。」
デビット・プリッグ/コスワースレーシング「TJ2005エンジンは強力だったし、トラブルフリーな週末であった。これはレッドブルレーシングにとってすばらしいデビューリザルトの貢献となった。」 ■ F1チーム&ドライバー関連グッズはこちら!