ラッキーストライク B・A・R ホンダ チームは今日のオーストラリアGPで2005年シーズンにおける信頼性のあるスタートを切ったが、酷いスターティングポジションとレース序盤のパフォーマンス不足によって、ドライバーたちは妥協を強いられることとなった。
グリッド4列目からスタートしたジェンソンは3つポジションを落とし、11位で1周目を完了した。琢磨は最後尾からスタートして6つポジションを上げ、14位のポジションに入った。2人のドライバーはそれぞれ2度のピットストップを行なったが、タイヤが温まらなかったことやオーバーテイクするために十分に他のクルマに接近することができなかったため、トップ10に届くことはなかった。
2人のドライバーがポイント圏外でレースを終えることが明らかだったため、チームは2台をファイナルラップにおいてピットに戻す決断をした。今回フィニッシュできなかったことによって、次のレースではペナルティを受けることなく新しいエンジンを使うことができる。
ジェフリー ウィルス、テクニカルディレクター
「ポイント圏外だったため、我々は2台のクルマを止める決断を下した。こうすることによって、さらなるペナルティを受けることなくマレーシアへ向けてエンジンを交換することができるからだ。高温に直面する場所に置いて、それはアドヴァンテージになり得る」 ■ F1チーム&ドライバー関連グッズはこちら!